『月額600円で享受できる多くのオプションの1つ』というポジションにもかかわらず、豊富なアーカイブから動画を広告無しで見放題ということで非常に高い人気を誇るAmazonの「プライムビデオ」に、ついにテコ入れが入ります。詳細は以下から。
◆長年続いた広告無しの動画見放題に終止符
Amazon.co.jpからプライム会員に送られたメールによると、4月8日(土)からプライムビデオに広告が導入されるそうです。
また、併せて同日に月額390円(税込)で広告表示なしにできるオプションも提供予定とのこと。
同社は値上げの理由を「魅力的なコンテンツへの投資を継続し、その投資を長期にわたり拡大するため」としています。
Amazonプライム会員の皆様
いつも Amazonプライム をご利用いただきありがとうございます。
今後、皆様のPrime Videoの視聴体験が変わることをお知らせいたします。
4月8日より、プライム会員特典対象の映画やTV番組に制限付きで広告が表示されるようになります。これにより、Amazonは魅力的なコンテンツへの投資を継続し、その投資を長期にわたり拡大していくことが可能になります。
本変更に伴いお客様にご対応いただくことはありません。また、Amazonプライム会員の料金にも変更はありません。
なお、4月8日からは、広告表示なしのオプションにも月額¥390(税込)で申し込めるようになります。
なお、広告導入はアメリカでは去年1月時点で実施されていたため、日本も追従した形になります。
◆今度は値上げも視野に?
広告の長さなどは気になるところですが、多くのユーザーが『仕方ないか』と思えそうな今回の対応。
しかしアメリカの年会費が139ドル(約2万800円)であるのに対し、日本は1/4程度の5900円で済んでいるため、今後値上げに至る可能性も十分考えられます。
円安が続いていることもあり、ある程度の値上げは仕方ないと思われますが、その分コンテンツ拡充でのユーザー還元が続くことに期待したいところです。
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