不振のPlusシリーズに代わって、iPad Pro(M4)で実現してのけた「極薄」をラインナップに加えるとみられているApple。
その動きはスマホメーカー各社を刺激していますが、旗色はあまり良くないようです。詳細は以下から。
◆「極薄スマホ」めぐる技術開発が加速
未発表の最新スマホやプロセッサなどに精通し、確度の高い事前情報をもたらすことで知られるDigital Chat Station(DCS)氏によると、中国のスマホメーカー上位5社が極薄スマホの開発を進めているそうです。
なんとフラッグシップ級のプロセッサだけでなく、望遠カメラや6000mAh以上の大容量バッテリーも備えるとしており、3000mAh~4000mAh程度になるとされるiPhone 17 AirやGalaxy S25 Edgeが厳しい戦いになることを示唆しています。
◆バッテリーの差がそのまま製品の差に
満を持して発売した極薄スマホにもかかわらず、いきなりバッテリー容量で負けた上に、カメラまで差が付いてしまうことになるGalaxy S25 EdgeやiPhone 17 Air。
背景には中国メーカーがバッテリーの薄型化、大容量化といった技術開発で先行していることが挙げられ、昨年発売された「Xiaomi 15」は6.36インチ有機EL搭載にもかかわらず、約6.9インチの大型モデル「Galaxy S25 Ultra」を上回る5400mAhバッテリーを実装しています。
スマホの薄型化、小型化に貢献するだけでなく「空いたスペースを有効活用して望遠カメラを搭載する」といった差別化も可能にするバッテリーの技術革新。
中国勢に先行されている現状でAppleやSamsungが極薄スマホの製品化に踏み切ったのは、悪手かもしれません。
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