au「5Gの通信速度2倍」に、業界最多のSub6基地局をDB-MMUでさらに高速化へ


ただでさえ高速な5Gが、より高速・大容量になります。詳細は以下から。

KDDIのプレスリリースによると、同社は4月13日から開催される大阪・関西万博の屋外イベント会場に設置した5G(Sub6)基地局に「Dual Band Massive MIMO Unit(DB-MMU)」を国内で初めて商用導入したそうです。

DB-MMUは1台の無線装置で3.7GHz/4.0GHz帯の2つの周波数を同時に使用できるというもの。5G SA利用時はキャリアアグリゲーション技術によって最大2倍の通信速度を実現できるようになります。

DB-MMU本体。従来装置と比較して小型軽量(大きさ約2割、重さ約4割削減)で容易に設置できる上、電波を効率的に届けるビームフォーミングや複数のユーザーと同時接続できるMulti-User MIMOにも対応しています。

昨年6月時点で国内最多となる3万9000局ものSub6基地局を展開しており、同月に通信速度を3倍、エリアは2.8倍に引き上げたKDDI。

2025年夏以降、多くのユーザーが利用する鉄道路線や商業地域といった生活動線でもDB-MMUを順次導入し、2つ周波数を同時利用することで、さらなる品質向上に取り組むとしています。

 

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