Xiaomiの独自開発プロセッサが、前情報を上回るパフォーマンスを叩き出してしまいました。詳細は以下から。
◆「XRING 01」の実力が明らかに
未発表のスマホや半導体事情に詳しいJukanlosreve氏によると、XRING 01を搭載したXiaomi 15S Proとみられる「25042PN24C」の処理能力が明らかになったそうです。
これは定番ベンチマークソフト「GeekBench 6」でのスコアで、シングルコア2709、マルチコアは8125とのこと。
XRING 01は10コア構成でSnapdragon 8 EliteやDimensity 9400のような超大型コア2つ、大型コア4つに省電力コアを組み合わせる形に。なんと事前に報じられていたTSMCの4nmではなく、3nmプロセスで製造されているとコメントしています。
3.90GHz×2、3.40GHz×4、1.89GHz×2、1.80GHz×2
◆Snapdragon 8 Eliteに迫る最先端の処理能力
なお、上記のスコアがどれだけえげつないのかは、Buzzap!編集部で測定したXiaomiのSnapdragon 8 Elite搭載スマホ「POCO F7 Ultra(左)」のスコアで一目瞭然。
シングルコア2333、マルチコア8355のため、ほぼ肉薄されている状況です。
にわかには信じがたいパフォーマンスだけに、正式発表が待たれるXiaomi 15S Proの処理能力。
もし本当に3nmプロセス製造であれば、中国メーカーの半導体設計技術は世界最先端レベルにまで向上していることとなります。
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