日本市場で価格を抑えた事が大きく評価される一方、処理能力については不安視する声もある「Nintendo Switch 2」の今後の展開について、気になる情報が確認されました。詳細は以下から。
◆PlayStationのようなモデル展開に?
朝鮮日報の報道によると、任天堂は「Nintendo Switch 2 Pro」にあたる高性能モデルの開発を検討しているそうです。
これは半導体の製造を受託しているSamsungに精通した関係者が証言したもので、『別の製造プロセスを採用し、高性能化が図られる見込み』とされています。
なお、もともと任天堂はNintendo Switch 2のプロセッサ製造をSamsungに委託するにあたり、プロセスを5nmと8nmどちらにするか悩んでいたとのこと。
しかし極端紫外線(EUV)露光装置が不要で製造速度とコストに利がある8nmを採用した経緯から、高性能モデルに5nmプロセスが採用される可能性が高いと考えられます。
◆より多くのゲーマーが満足できるモデルを期待
なお、かねてからNintendo Switch 2のプロセッサはNVIDIAが開発した「Tegra 239」であるとされています。
しかし2020年発売のGalaxy S20などに搭載された「Snapdragon 865」と同世代にあたるプロセスで製造されているため、処理能力や消費電力の面で最新スマホに引けを取っているのが現状。
もし実現すれば今まで以上に高画質なゲームを、バッテリー駆動時でも長時間遊べるようになるメリットが期待できるものの『Pro専用のゲーム』がリリースされることだけは避けたいところです。
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