先駆者だっただけに、にわかには信じがたい話かもしれません。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、2023年第4四半期に中国BOEが折りたたみスマホ向けディスプレイのシェアで42%を獲得し、今までトップだったSamsung(36%)と逆転したそうです。
これはディスプレイ業界の調査会社「DSCC」がまとめたデータで明らかになったもの。背景には最新モデル「Galaxy Z Fold5/Flip5」の販売不振でSamsungのパネル出荷量が前四半期比で70%も減少したことが挙げられています。
また、ここで見逃せないのが折りたたみスマホが好調なHuaweiがSamsungを猛追している点。なんと2023年第4四半期のパネル調達量が互角となってしまいました。
Samsungが強みとしていた「折りたたみスマホ向け有機ELパネルの製造数」「折りたたみスマホ本体の販売数」双方で厳しい結果となった今回のデータ。
最新モデルの販売不振で積み重なったパネルの在庫を解消すべく、大画面モデルの廉価版「Galaxy Z Fold6 FE」の販売に踏み切ることから、再び同社がシェアを獲得するとみられていますが、はたして再び大差を付けることはできるのでしょうか。
・関連記事
「Galaxy AI」S23やタブレット、折りたたみスマホにも実装へ、旧モデルでも使い勝手を試せるように | Buzzap!
サムスンが利益度外視の「低価格な2nm半導体」でTSMCに対抗へ、クアルコムなど大口顧客の獲得目指す | Buzzap!
【悲報】Galaxy S24 Ultra「S24+に性能で負ける」逆転劇、処理能力や低発熱でExynos 2400がSnapdragon 8 Gen 3を上回る | Buzzap!