「iPhoneのプロセッサは最先端の3nmプロセスで製造されているのに、Andoridは4nmプロセス」
そんな周回遅れが当たり前の現状が、改善されるかもしれません。詳細は以下から。
韓国メディアの報道によると、Samsungが2nmプロセスを用いたExynos 2600の開発に着手したそうです。
コードネームはギリシャ神話の海の女神「Thetis」で、2026年初頭に発売される「Galaxy S26」に搭載されるとのこと。
一方で競合となるTSMCは2025年秋発売の「iPhone 17 Pro」に2nmプロセスで製造されたApple A19 Proを供給する見通しとされています。
つまり現在3nmプロセスの採用状況においてiPhoneとAndroidに1年以上の差が生まれている『周回遅れ』状態ですが、一気に半年ほど差が縮まることになるわけです。
TSMCの製造ラインをAppleが、Samsungの製造ラインはSamsung自らが当面独占するとみられる2nmプロセス。
その場合、SnapdragonやDimensityといった主要プロセッサが3nmプロセスのまま足踏みすることになりますが、AndroidでGalaxyシリーズが突出した性能を実現することとなるのかどうかに注目が集まりそうです。
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