スマホが壊れてしまった時、最も困るのが中に入っているデータ。
携帯各社が提供する保証サービスを使うと本体の交換や1週間以上かかる預かり修理での対応となることもしばしばですが、思い出の写真や動画などのデータや各種設定はもちろん「今使っているスマホ」をそのまま即日修理してくれるサービスがあったため、実際に体験してみました。詳細は以下から。
今回Buzzap!編集部員が向かったのは、明治神宮前(原宿)駅近くにある「Galaxy Harajuku」。世界最大級の規模を誇る日本唯一のサービス拠点です。
スマホやタブレットなど、最新製品を心ゆくまで楽しめるショップとしての側面もあるGalaxy Harajukuですが、今回訪れたのは修理のため。
うっかり落として有機ELディスプレイが破損した「Galaxy S22 Ultra」。よく見ると端っこにキズが入っています。
フロア構成はこんな感じ。修理は地下1階で受けることができます。
地下1階は半分が新製品の体験コーナーなどで、もう半分が修理拠点です。
それではさっそく画面の表示がおかしくなってしまったGalaxy S22 Ultraを修理に。機種や破損状態により異なりますが、最初に予想されうる最大の修理代金を提示し、ユーザーが納得した上で取りかかってくれる安心のシステム。今回は「最大で8万9518円になる」と告げられましたが、修理代金を負担してくれる保証サービスに加入していたため承諾しました。
ここで注意しておきたいのが「キャリアの交換サービスを申し込んでしまうと、旧端末の修理は受けられない」という点。壊れたスマホを修理してもらいたいのであれば、交換サービスを申し込んではいけません。
修理スペースの様子はこのように公開されているため、見学することもできます。
部品の接着に用いられているノリを剥がせるようにする機械など、ほかに無いような機材を見ることができるため、好きな人にはたまりません。
スマホを預けて数分後ついに修理開始。さっそく背面カバーが取り外されました。
手際よく進んでいくスマホの修理。まさに手術のようです。
カメラモジュールや基板などが複雑に組み上げられているのがよく分かります。
修理の様子を収めた動画はこんな感じ。
完了までの時間は1~2時間程度。原宿の街を探索したり、Galaxy Harajuku内にあるカフェや各種アトラクションを楽しんでいるとあっという間に時間は過ぎます。
カフェのスイーツはこんな感じ。なかなかにおしゃれです。
書類と端末を受け取って修理完了。データ関係には一切手をつけられていないため、スマホを直後からいつも通りに使えるのが一番のメリットといえます。幸いパネル以外の部分まで損傷していなかったことから、修理代金は3万円台後半で済みました。
データが損なわれることもない上、依頼したその日のうちに修理が終わるのが非常に便利だったGalaxy Harajukuの即日修理サービス。
唯一編集部員がネックと感じたのが「事前予約の必要があるだけでなく、なかなか予約を取れない」点だったため、もう一声頑張ってもらいたいところです。
なお、Galaxy Harajukuでは無料スマホ健康診断や保護フィルム無料貼り替えサービスも実施中。今のスマホを長く使い続けるために、気軽に立ち寄ってみるのも良さそうです。
Galaxy Harajuku店頭修理のご案内
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