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スマホを使っているなら誰もが目を通した方がいい内容です。詳細は以下から。
Xの投稿および海外メディアの報道によると、「CMF Phone 1」が爆発する事故が起きたそうです。
CMF Phone 1はスケルトンデザインが特徴のNothing Phoneを手がける「Nothing」社が今年7月発売した、格安ながら6.67インチの有機ELディスプレイやソニー製の高性能カメラセンサーを搭載したスマホ。
背面カバーを取り換えたりストラップやスタンドを追加したりと、ユーザーがある程度自由にカスタマイズできるデザインが特徴で、10月には日本市場にも投入されています。
そんなCMF Phone 1を1ヶ月前に購入したSuresh Sangrameさんが、本体をズボンのポケットに入れた状態でバイクを運転していたところ、突如爆発し炎上したとのこと。
この事故によりSuresh Sangrameさんは重度の熱傷を負い、搬送先で死亡。同乗していたNathu Gaikwadさんも重傷で、現在治療中とされています。
なお、現地報道によると爆発はバッテリーの過熱が原因とみられていますが、詳細は現在調査中。Nothing社からのアナウンスはまだないようです。
特に最近の機種には多くのセーフティが備えられているものですが、スマホやモバイルバッテリーの爆発はどのメーカーのものを使っていても他人事ではありません。
リチウムイオン電池は扱いを一歩間違えればすぐ事故につながるデリケートな存在で、よくやりがちな『充電した状態で離れる/寝る』といった行為も本来は避けた方がいいもの。
爆発事故は実際に不具合が認められてリコールに至った「Galaxy Note 7」のようなケースもありますが、基本的にはユーザーの不適切な管理が原因であることがほとんどです。
特に以下の行為は非常に危険でスマホの寿命も縮めるため、「外国の話」「自分はiPhoneだし関係無い」などと思わずに、自分や家族の運用方法について再確認することをオススメします。
・直射日光下や車内など、高温になる環境に置く
・充電状態で長時間放置する
・充電しながらゲームなど高負荷のアプリを実行
・低品質な充電器やケーブルの使用。安物は特に要注意
・出力の合わない充電器やケーブルの使用
・破損ないし不具合が起きた充電器やケーブルの使用
・正規ではない店に修理を依頼する
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