東京ではソメイヨシノの開花も伝えられていますが、京都はまだ梅が真っ盛り。梅の名所として知られる京都御所と北野天満宮を訪れたのでレポートします。
春の京都といえば間違い無く桜が有名。梅の花の名所は思いの外多くありません。そんな中でも有名なのはやはり北野天満宮。そして京都御苑にも梅林があります。
まず最初に訪れたのは京都御所。広さ63ヘクタールととにかく広大です。
地下鉄烏丸線の丸太町駅付近から御苑内に入ってしばらく上がり、皇宮警察本部京都護衛署と白雲神社に挟まれた辺りが梅林となっています。
散歩する人にピクニックシートを広げてのんびりお弁当を食べる人、写真を撮る人など、ようやく訪れた春の陽気を満喫しています。どちらかというと観光客より京都在住の人が多いイメージ。
香梅、白梅共に美しく開花しています。
おそらく開花時期が巧妙に計算された上で植えられているのだと思いますが、既に満開の木もあれば蕾の多い木や全く咲いていない木も。まだ暫くの間は梅の花を楽しめそうです。
次にやってきたのは京都の梅といえばここ、北野天満宮。入り口の大鳥居の前には観光バスやタクシーがひしめき合っていました。
梅苑もあります。大人600円。
長い参道はさすがに観光客だらけです。
途中で左手側に梅園が。紅白揃って咲き乱れています。
こちらは最近はパワースポットとして紹介されることも多い撫で牛。自分の体の悪いところを撫でた後に牛の像の同じ部分を撫でると、自分の体の悪いところが牛に移って治ると言われています。小学校の頃に似たような遊びをした気がしないでもありません。
境内に入るとあちこちに梅の木が植えられていて咲き誇っています。
みんな撮影会状態に。
あまり他では見かけない珍しい色合いの梅も見られます。
本殿へ。
狛犬も梅の花に覆われていました。
ここにおまつりされている菅原道真公は言わずと知れた学問の神様。参拝者でいっぱいです。
梅の花と鳥。春ですね。
正直一周りするだけで1年分の梅の花を満喫できてしまうレベルの見事な咲き誇りっぷりでした。ガチな梅マニア以外は梅苑に入らなくてもお腹いっぱいになるまで楽しめてしまいそうです。
ここのところ急激に暖かくなっているためいつまで梅の花を楽しめるのかはちょっと未知数ですが、桜の前に京都を訪れる機会があったらぜひ古都の梅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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