by Andy Ciordia
今日から2月。間もなくやってくるバレンタインデーに向け、ある事務所がアイドルたちへのチョコレートは送らないでほしいという声明を出しています。
最新情報 - うたの☆プリンスさまっ♪ - シャイニング事務所よりバレンタインに関するお知らせが届いています。
「それが愛というなら共に奏でようADV(アドベンチャー)」「恋のドキドキをハートで刻むリズムアクション」「キスよりすごい音楽をアンコールだよADV」など、シリーズごとにゲーム業界の常識にとらわれない斬新なジャンル定義をすることでも話題のゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪」。
昨年、この作品に登場するアイドル(正確にはアイドル候補生)に「チョコを贈りたい!」という乙女の願いを受け、ゲームの発売元であるブロッコリーが「代理」として送り先を公開。すると「会議室が一室埋まるくらい」の大量のチョコレートが届きました。
昨年は公約通りすべてのチョコを「(アイドル達が所属する)シャイニング事務所」に届けたものの、これ以上の量が届くと対処しきれないため、今年はチョコの送付自体をご遠慮いただきたい、という意味での宣言であるようです。
しかしながら「一切モノを送ってくるな」ということではなく、メッセージを書いたお手紙であればどしどし受け付けるとのこと。送付先は昨年のチョコと同じく、ブロッコリーの社屋となっています。また、昨日オープンした「アニメイトカフェ」でのコラボ企画に足を運んでほしいとのことなので、そっちで散財してあげた方がアイドルへの貢献になるのかもしれませんね。
アニメイトカフェは完全予約制で、入場の可否についても「抽選」らしいので気になる人は早めにチェック。それにしてもすごい競争率ですね。
animate cafe | アニメのことならアニメイト!
二次元三次元問わず、アイドルに届けられる贈り物のごく一部に含まれる「行き過ぎた一方通行の愛のカタチ」は対処に困るもの。実際、多数のアイドルを抱える某大手事務所では「届いた食品類は破棄」、某歌劇団でも「食品の差し入れはよほど親しい間柄でなければ不可能。普通はしないのが礼儀」となっているようです。手紙であれば処理に困ることはないので、今回のシャイニング事務所の対応のように、気持ちだけいただいておくのが確かにスマートなのかもしれません。
しかし、登場するアイドル6人で割り算することになるとはいえ、「会議室一室が埋まる位」のチョコレートが羨ましくないと言えば嘘になりますね。他の作品ですが、「新テニスの王子様」に登場する跡部景吾は昨年受け取ったチョコレートの数が7770個で「全キャラ中1位だった」とのこと。しかし、全キャラと言わずおそらく全日本の男性と競ってもトップクラスだと思われます。
これだけ世の女性の愛を集めてしまう二次元キャラのモテ力はなかなかすさまじい物があります。もしよかったらその一割くらいでも身の回りの男性に分けてあげたら……なんて思いつつ、「愛の種類が違う」ことはいち腐女子として重々承知しているので、切ない需要と供給のアンバランスにちょっと涙しつつ終わりとします。
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