月額980円で1日30MBまでのLTE通信が利用できる「OCNモバイルエントリーd LTE 980」が新たに、5つのプランから選べる「OCNモバイルONE」として生まれ変わりました。
「パケット料金1980円から利用できるスマートフォン」を大々的にアピールするウィルコムなどと比べても圧倒的にお得です。
ニュース 2013年8月29日:利用スタイルにあわせて通信容量や速度を自由に変更できる業界最安値のモバイルデータ通信サービス「OCNモバイルONE」の提供開始 | NTT Com 企業情報
NTTコミュニケーションズのプレスリリースによると、同社は2013年8月29日から新サービス「OCNモバイルONE」を開始したそうです。同サービスはユーザーの利用スタイルに合わせて、最適なコースを月ごとに変更可能。携帯各社と異なり2年縛りもありません。
利用できるコースは以下の5種類。基本的に下り最大112.5Mbps、上り最大37.5MbpsのLTEを一定容量利用できるという内容で、超過後は上下最大200kbpsに減速されます。
まず1日単位で通信量の上限を定めるコースは「30MB/日コース」が月額980円、「60MB/日コース」は月額1480円に。
1ヶ月単位で通信容量を選べるコースは「1GB/月コース(月額1260円)」と「2GB/月コース(月額1780円)」の2種類。2GBコースのみ、525円で500MBの「容量追加オプション」が利用可能。多い月も安心です。
そして唯一異なるのがこちらの「500kbpsコース」。上下最大500kbpsとなる代わりに、月額1980円で月間7GBまでの通信が可能。もちろん超過後も上下最大200kbpsで利用できます。
ちなみにNTTコミュニケーションズが調査した、スマートフォンで各種アプリケーションを快適に利用するために必要な通信速度は以下の通り。
SNS(50~200kbps)、WEB(100~400kbps)、ソーシャルゲーム(10~500kbps)、音声アプリ(20~200Kbps)、メール(20~40kbps)、動画視聴(200~500kbps、高画質版は除く)
なお、これらのプランはデータ通信のみ対応で、通常の音声発着信は利用できませんが、NTTコミュニケーションズが提供する「050plus」を契約すれば、月額315円でIP電話が利用可能に。
気になる通話料も固定電話であれば3分8.4円、携帯電話でも1分16.8円と割安な上、スマートフォンの場合最低上下20kbpsあれば通話できるため、通信速度が200kbpsに減速された後でも安定した通話が期待できるわけです。
比較対象として「月額1980円からのスマートフォン」として「だれスマ」をアピールしているウィルコムの「ウィルコムプランLite」を見てみるとこんな感じ。最低でも月額3275円かかる上、さらに3年間の縛りもあります。
基本使用料:980円
WEB接続料:315円
パケット料金:1980円(7ヶ月目以降は2980円)
転送量制限:1GB(速度制限超過後は128kbpsに減速)
備考:3年縛りあり、制限解除は0.1GB(100MB)ごとに315円
エリアが広くつながりやすいNTTドコモのLTE・3G回線を利用できるようになるだけに、固定回線+スマートフォン回線代わりに格安WiMAXルーターを契約し、圏外補完用に「OCNモバイルONE」を追加する……といった使い方など、さまざまな組み合わせを模索して楽しめる点もなかなか良いのではないでしょうか。
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