ビートルズのジョージ・ハリスンが1966年にラビ・シャンカールにシタールを習いに行った際にインド各地で撮影した自画撮り画像です。これは感慨深いです。
ビートルズのメンバー、ジョージ・ハリスンは後にインドを代表するシタールの巨匠と呼ばれるラビ・シャンカールからシタールのレッスンを受けるため、ジョン・レノンが「ジョン・レノンの僕の戦争」を制作していた1966年9月に妻のパティと共にボンベイ(現ムンバイ)へと飛びました。
そこでジョージはラビ・シャンカールからシタールのレッスンを受ける他、ヨガを習い、寺院を見学したりショッピングを楽しみ、インド国内を旅し、カシミール州のヒマラヤの奥地まで訪れました。
まるで去年撮ったと言われても分からないほど脈々と続くインドらしい風景が広がっています。ジョージ・ハリスンもラビ・シャンカールもこの世を去った今、それでも彼らが惹かれたインドは激しい近代化の波の中で揉まれながら悠久の時を刻み続けています。
Shooting Film George Harrison’s fisheye self-portraits in India, 1966
なお、後にジョージ・ハリスンがラビ・シャンカールをプロデュースした非常に素晴らしい音楽作品「Chants of India」が作成されています。
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