ワイン、それは魅惑の滴り。味と香りのみならず、長い歴史のウンチクから作法まで、美しい物語に彩られた飲み物。そのワインを機械が注ぐなら、これくらいのロマンがあってもいいのでは…と思いませんか?
この機械、電気などという無粋なものは使いません。スチームパンク風ですが蒸気さえも使いません。ワインボトルをセットした後は、人力でハンドルを回すのです。
まずは機械にワインボトルを設置します。
次にワイングラスも所定の位置に取り付けます。
ハンドルを全力で回します。
すると機械の上部構造がボトルの上に覆いかぶさってきます。
さらにハンドルを回すと見事にコルクが抜き取られます。
上部構造がコルクと共に離れるとチャイムが鳴り、手を離すとおもりの力でチェーンが動き始め、ボトルが移動を始めます。
そしてグラスにワインを注ぎ込むのです!
実際に動かしている動画はこちら。歯車とチェーンの金属音がたまりません。
Rob Higgs - YouTube
これはモテます。モテてます。説明を聞いている女の子が「ベリークール!」「オーマイガッ!」と叫んでいます。完全に同意します。
ワインには進化の迷路に迷い込んだような前時代感がよく似合う気がします。装置があまりに巨大過ぎるし最初のグラス一杯しか注げなさそうですが、そんなもの大した問題ではありません。これこそ理想的な才能の無駄遣い。ロマンです。
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