カメラを構えることもなく、両手をフリーにできる頭に装備するタイプのカメラが開発されています。詳細は以下から。
写真や動画を取る時にどうしても手を使ってカメラやスマホを構えている必要がありますが、このサークレット型のカメラならそんな煩わしさもありません。
まるでドラゴンクエストの勇者が装備していそうな白いサークレット型のこの装置は、額の中心に備え付けられたレンズから画像と動画を撮影できるれっきとしたカメラ。
カナダのケベック州モントリオールを拠点にするスタートアップ企業3RDiTEKが開発したこの「3RDi」は、頭に装備して常にユーザーと同じ「一人称」の視点からの撮影が可能であることから、決定的な一瞬を逃さず記録することができるとしています。
使い方はフレームの左側をタップするとフラッシュ付き画像撮影、右側タップならフラッシュ無し画像撮影で、どちらかのフレームを前に向かってスライドさせると動画の撮影開始、後ろに向かってスライドさせると動画の撮影終了と、スマホに慣れた人には分かりやすいシンプルな動作で撮影できます。
使い道としては、スポーツやパレードの見物の時に手元に気を取られず、自分の目でその場の情景を楽しみながら同じ視線からの動画を撮影できるのはもちろん、GoProをマウントさせたヘルメットを装着せずにスポーツや趣味に熱中しながら、両手をフリーにした状態で撮影ができることも特徴。
YouTubeなどに料理や趣味の動画をアップする時にカメラアングルを気にしたり両手を自由に使えなかったりという不自由さも解消。ドライブレコーダー代わりにも使えそうです。
そしてもちろん子どもやペットと遊んでいる動画をおじいちゃん、おばあちゃんに送りたい時にも最適です。
スペックとしてはHD1080カメラを搭載し、動画は30+FPSで撮影可能。HDレコーディングが可能なマイクロフォンも内蔵しています。容量拡張用にmicroSDカードのポートが取り付けられている他、BluetoothとmicroUSBポートも利用可能。iOSとAndroidのアプリが対応しており、自動的にSNSに画像や動画をアップすることもできます。
現時点では勇者のサークレットのようなデザインですが、来年初頭にデザインが最終決定となるようで、これが最終稿ではありません。購入者へは2016年末までに発送される予定となっています。
現在3RDiはクラウドファンディングサイトIndiegogoで募集をかけ始めたばかりの段階。今のうちなら送料別194ドル(約24000円)で早割購入が可能。カラーバリエーションは白と黒があります。
見た目はちょっとおもしろい感じですが、グーグルグラスよりもアイディア次第であれこれと使いどころがありそうです。
3RDi is a Camera for the Middle of Your Forehead
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