何も描かれていない白い紙、それが世界の奥深さを表すこともあるのです。詳細は以下から。
アーティストが表現のために選ぶ素材は驚くほど様々。ドイツの造形作家Angela Glajcarさんがその中から選んだのは極めてポピュラーな「白紙」でしたが、彼女はそれを「白紙」のまま用いることを選びました。
破られ、レイヤー状に吊るされている白紙は既にただの白い紙ではなく、エキシビションのタイトルの「“Weiss Ist Das Neue Schwarz” (“White is the new black”)」に違わず、まるで闇を湛えた深い洞窟のようです。
ただの白い紙も発想を変えれば全く別の素材となってきます。あなたの身の回りのありふれたものも、全く違った可能性を持っているのかもしれません。
Angela Glajcar’s Astonishing Sculptures Made from White Paper Hi-Fructose Magazine
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