日時計が最先端技術によって見事なまでのリニューアルを遂げました。詳細は以下から。
人類が初めて作った時計、それが日時計です。紀元前3000年頃の古代エジプトや、それ以前の古代バビロニアでも使われていたと言われていますが、この日時計に現代の最先端技術を組み合わせると素敵なことになりました。
フランスのMojoptixがデザインした日時計は100均の青竹踏みを思わせる、いくつも穴の空いた棒状のもの。この日時計を正しい角度で設置すると、太陽の移動に合わせて差し込む光が開けられた穴を通して差し込み、10時から16時まで20分刻みで時刻をデジタル表示してくれるのです。
古代のピラミッドや神殿が1年の特別な日や時間帯に決まった場所に光が当たるように設計されていることを思い出す仕掛けです。この仕組は3Dプリントを用いた周到な計算によって実現されました。実際に動いている動画は以下から。
Timelapse Digital Sundial - YouTube
Mojoptixは単にこの日時計を作るだけでなく3Dプリント用のデータを公開しており、自分でダウンロードして作成する事が可能。同じページにネジやナットなどのそれ以外に必要な部品も明記されており、作成用の動画もアップされています。
[EN] Mojoptix ep. #001 Digital Sundial - YouTube
3Dプリンタを持っていない人向けにはEtsyの同社のショップで1セット9200円で販売中。
自分用に日時計をひとつ持ってみるというのも違った時間の流れを体験できそうです。
This 3D Printed Digital Sundial Mixes Old and New Tech
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