以前女性のプロポーションで世界の美意識の違いを比較する記事が大きな話題になりましたが、男性の肉体美で比べるとこうなります。詳細は以下から。
美しさの基準、特に人間の美しさに対する美意識は国や文化によって大きく異なってくるもの。昨年ネットで「女性の完璧なプロポーション」をテーマに、同一の女性の写真を各国のデザイナーが加工した写真シリーズが話題になりましたが、では男性の理想的なプロポーションをテーマにしてみたらどうなるのでしょうか?
これは上記プロジェクトの第2弾で、前回と同じイギリスのオンライン薬局「Superdrug」が実施したもの。19ヶ国からの19人のデザイナー(11人が女性、8人が男性)が、とある男性のポートレートをフォトショップ加工して自分の考える男性の理想的なプロポーションを描き出しました。
こちらがオリジナルの写真です。日本人から見るとちょっとふくよかに見えます。
さて、各国のデザイナーはこの男性をどう料理して理想的なプロポーションをつくり上げるのでしょうか?
細身からマッチョ、ぽっちゃりまで体型はもちろん、肌の色や体毛、髭の濃さなど、驚くほどバリエーションに富んでいることが分かります。国によっては髪型やパンツにも加工が加えられていたりタトゥーが付け足されるなど、お国柄も伺えます。
Superdrugはプロジェクトのページ上で「世界中の男性は女性よりもむしろメディアやポップカルチャーの煽りによって、もっと強く、もっとスリムに、もっと筋肉を、といったボディ・イメージに関する強いプレッシャーを受けているのではないか」と問いかけます。
女性との比較に意味があるのかは分かりませんが、映画やアニメなどではマッチョなヒーローが描かれたり、細身のモデル体型がかっこいいとされるなど、男性のボディ・イメージが作り上げられているのも間違いありません。
ですが、その基準は国や文化でここまで違うということを頭に入れておくと、自分の国の基準が絶対ではないと分かるという意味でずいぶん楽になれるのかもしれません。
さて、あなたの体型はどこの国の理想に一番近いですか?
Perceptions of Perfection Part II Men
Designers from 18 Different Countries Photoshop A Man’s Body to Examine Beauty Standards ≪ Art-Sheep
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