肥満解消の最終兵器?「他人のうんこ」で腸内環境を改善する飲み薬が開発へ

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ダイエットのためなら他人のうんこだって飲み込んでしまう。そんな時代が訪れようとしています。詳細は以下から。

先日BUZZAP!では肥満解消のための手術無しで使える画期的な胃バイパスバルーンを紹介しましたが、フリーズドライした他人のうんこを用いて太る体質を改善するというとんでもない飲み薬が開発されようとしています。

ここで注目されているのは人間の腸内に存在し、消化や新陳代謝を助けている腸内細菌。最近では腸内細菌が人間の気分や振る舞いにまで影響を与えているとする研究結果も出されていますが、この腸内細菌が体型や体質にも影響すると考えたのがマサチューセッツ総合病院のElaine Yu博士らのチーム。

数年前にマウスを用いて行われた実験では、一方が肥満で一方が痩せている双子のマウスの腸内細菌を無菌マウスに移植。肥満のマウスの腸内細菌を移植された無菌マウスは体重が増え、新陳代謝も典型的な肥満体の傾向を示すようになりました。しかし、同時に痩せたマウスから腸内細菌を移植された無菌マウスは体重が増えなかったのです。

また、人間でも同様の結果が示されています。クロストリジウム・ディフィシル菌感染症に伴う糞便移植において、肥満した娘の糞便を治療のために移植された母親が、移植後に短期間で肥満に陥ってしまったのです。

こうした結果から、腸内細菌と体重の間には何らかの関係があるはずだとして、今年の3月から20人の肥満した被験者に対して12週間に渡り、痩せている糞便ドナーのフリーズドライした糞便のカプセルとプラシーボを用いて実験が行われるとのこと。

キワモノ的なダイエット方法かと思いきや、大きく注目されている腸内細菌にフォーカスした極めて真面目な研究となっています。将来的にはスリムなモデルや芸能人の糞便がダイエット薬として出回るようなことになるのかもしれません。さて、痩せるためにあなたはこのカプセル、飲みたいですか?

Poop Pills Investigated As Obesity Treatment IFLScience

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