Wii U、Xbox Oneの不振を尻目に普及台数を伸ばしてきたソニーのPS4。
新型ゲーム機投入で失地回復を狙う任天堂やマイクロソフトへの対抗策が明らかになりました。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、ニンテンドースイッチが発売1週間で100万台を売り上げたことを受け、任天堂は初年度中に少なくとも1000万台、可能であれば2000万台を出荷する意向であることを部品メーカー関係者が明かしたそうです。
ニンテンドースイッチは鴻海が50%以上、残りをミツミ電機とホシデンが製造していますが、部品についてはAdvanced Semiconductor Engineering(ASE)、Jentech、Delta Electronics、Nanya PCB、Foxlinkといった多くの台湾メーカーが供給しているとのこと。
また、ニンテンドースイッチに続く形でマイクロソフトもウルトラHDとMR(複合現実感)をサポートし、PCメーカー各社が提供するHMDを接続できる新型Xbox「Project Scorpio」を年末商戦に向けて投入する予定。製造はPegatron TechnologyとFlextronics Technologyが手がけるとみられています。
そしてそんな両陣営に対し、PS4が順調なソニーはより薄い新型PS4を年末に投入すると予想されているとのこと。つまりPS3の時と同じように、PS4の薄型・低価格化をより進めることで迎え撃つつもりであることがうかがえます。
「テレビと接続できる携帯機」というアプローチを採用したニンテンドースイッチ、超高性能路線を進む新型Xbox、圧倒的な普及台数を武器にゲームメーカー取り込みを図るPS4と、三者三様なゲーム業界。今年の年末商戦は面白いことになりそうです。
Nintendo expects to ship 20 million Switch devices in first year
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