Huaweiが日本で通信機器生産へ、中国企業初の本格的な工場新設に


Huaweiが日本に通信機器工場を新設することが明らかになりました。詳細は以下から。

日本経済新聞社の報道によると、スマホ市場で世界トップ3のシェアを持つHuaweiが初の日本生産に乗り出すそうです。

新工場は千葉県船橋市にあるDMG森精機の工場跡地と建屋を転用したもので、早ければ年内に稼働。通信設備や関連機器を量産する方針で、当面の投資額は50億円程度とみられ、今後も追加投資を検討するとのこと。

Huaweiはすでに日本国内に研究拠点を持っていますが、中国企業が日本に本格的な工場を新設するのは今回が初。日本は人件費の高さが課題でしたが、中国の人件費が上昇して差が縮小したことで日本の割高感が薄まったことが進出の背景にあるとされています。

なお、Huaweiは日本市場ではモバイルルーター、格安スマホなどでおなじみですが、携帯電話端末だけでなく基地局なども手がけており、新興国の携帯電話会社に基地局や通信端末を一括納入できる世界でも数少ないメーカー。

次世代通信規格「5G」の規格策定などにも関わっており、今やZTEと並んで関連特許取得ランキング上位を占めています。

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