実はシニアにもオススメなZenfone 4の新機能を徹底解説、「LINE複垢」が可能なツインアプリ機能も


いよいよ明日9月23日(土)発売となるASUSの最新SIMフリースマホ「Zenfone 4」。

先ほどお届けした記事ではカメラへの注力っぷりについてお届けしましたが、今度は機能面がどれだけ向上したのかを中心にお届けします。詳細は以下から。

◆ZenUI 4.0でZenfone 4はどう進化したのか
Zenfone 4に採用される「ZenUI 4.0」。Zenfone 3へのアップデート提供も決定しています。

ZenUI 4.0ではプリインストールアプリを35→13にまで大幅削減。「プリインアプリが多い」という声が多かったZenfoneシリーズですが、使い勝手がかなり良くなります。

日本向けモデルではATOKがプリインストールされ、手袋モード、指紋認証、簡単モード、キッズモード、片手モード、ひっくり返してミュートなどの各種便利機能は引き続き利用できます。

◆シニアや子どもに優しい新機能も
お年寄りでも見やすく使いやすい簡単モード。Zenfoneシリーズの簡単モードは非常に使いやすく、Buzzap!編集部でスマホ初心者の60代女性にZenfone Zoomを使わせてみたところ、基本機能を使いこなせた上、「デジカメ代わりにもなって便利」という評価をもらうことができました。

「Snapdragon 660/6GB RAM/64GB ROMの高スペック端末がシニアに必要なのか」という声もあると思われますが、シニアユーザーは端末の買い換えサイクルが長い上、処理速度が原因で操作しても端末がすぐさま反応しない場合、放置せず何度も操作を繰り返すことから余計に端末の動作が遅くなり、ストレスで使う気を無くす……という悪循環があるため、スペックはあるにこしたことはありません。

新たに登録したユーザーに位置情報などを送ることができる「現在地の共有」機能や、電源ボタンを3回連続で押すだけで緊急連絡先に電話できる「SOS」機能を実装。子どもやシニアでも安心して持つことができるスマホを目指しています。

現在地共有機能はこんな感じ。待ち合わせの時にも活用できそうです。

SOS機能。緊急通報先をあらかじめ指定することもできます。

◆秀逸な独自機能、「ツインアプリ」は必見
音にこだわりたいユーザーに是非オススメしたいのが、オーディオウィザード機能。曲のジャンルによって音声の出力特性を変更でき、周波数帯ごとの細かな調整も可能になるという、かなりの作り込みっぷり。

そして最も特筆すべきなのがツインアプリ機能。Facebook、Instagram、LINE、Twitterといったアプリを複製できる機能です。

これによりSIMスロット1/2に入ったそれぞれのSIMカードで2つのLINEアカウントを利用できるようになるほか、Twitterアカウントなどの管理がしやすくなるように。

実際に複製されたアプリはこんな感じ。アプリ内でアカウントを切り替えるのではなく、アカウントごとにアプリを割り当てる形にすれば、ツイッターなどで複数のアカウントを利用している人に起きがちな「アカウント間違えた」を防ぐことができます。

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