ついにZenfone 5がお披露目されました。詳細は以下から。
まずはZenfoneシリーズの振り返り。2014年発売の5インチスマホ「Zenfone 5」から4年が経過した今……
新たに発表されたのは5世代目となる「Zenfone 5」シリーズでした。まさに「Back to 5」です。
ラインナップはZenfone 5 Lite、Zenfone 5、Zenfone 5zの3モデル。
気が付けば30ヵ国以上で販売され、多くのファンを獲得してきたシリーズの最新機種となります。
まずはZenfone 5 Liteから。
フロント、リア共にカメラのニーズが高まったことを受け……
前面にソニーのIMX376採用2000万画素カメラ、背面に1600万画素カメラを搭載。いずれも120度広角カメラをサブカメラに据えた、前後デュアルカメラ仕様です。
これによりグループでの自撮りが楽しめるようになりました。
5.5インチスマホと同じ筐体に6インチのフルHD+(2160×1080)液晶を搭載。
Snapdragon 630モデル、Snapdragon 430モデルが展開され「エントリーモデルのミドルクラス」「エントリーモデルのエントリークラス」という不思議なラインナップに。なんとデュアルSIMスロットとは別にmicroSDカードスロットを備えています。
続いてはAIスマホ「Zenfone 5」
AIによって16シーンを認識、各シーンに適した撮影モードに自動切り替えが可能。
背面カメラは120度広角カメラとのデュアルカメラ仕様。
RAW形式、プロモード、三脚での撮影なども利用できます。
カメラセンサーはソニーのフラッグシップセンサー「IMX363」。4軸光学手ブレ補正にF1.8レンズ、デュアルピクセルPDAF(像面位相差オートフォーカス)による0.03秒でのピント合わせ、1.4マイクロメートルのピクセルサイズなど、明るく撮れることを最優先に考えたものに。
iPhone Xのようなノッチがある19:9フルHD+ディスプレイを採用。
5.5インチディスプレイを備えたZenfone 4と同じ本体サイズで、6.2インチの画面サイズを実現しました。
某フルーツフォンXと比べてノッチが小さいのも特徴。
Zenfone 5のスペックはこんな感じ。Snapdragon 630比で40%性能が向上し、GPU性能も10%アップした「Snapdragon 636」に最大6GBのRAMを備えています。
また、Zenfone 5はAIをカメラ以外の部分にも採用しており、色温度を自動で補正することでどこでも見やすくする「AIディスプレイ」や……
パフォーマンスを12%ほど引き上げる「AIブースト」を採用。
ASUSの独自技術「OptiFlex 3.0」では、メモリを最適化することでアプリの挙動が大きく改善。
残量80%以上の状態が続くとバッテリーの劣化が早くなることを踏まえ、ユーザーの睡眠時間のコアタイムには80%以上充電せず、起きるときに合わせて100%に近づける「AIチャージング」も実装されます。
バッテリーの劣化を抑えられる、なかなか素敵な機能です。
Zenfone 5では音質も改善。なんと某フルーツフォンXより1.2倍、音が大きくなっています。
ハイレゾイヤホン「ZenEar S」も同梱
apt-X、Bluetooth 5.0、dts Headphone Xなどの高音質化技術も。
周囲の騒音を自動で把握し着信音の音量を調整する「AIリングトーン」を使えば、電話に出そびれることもありません。
リアルタイムで顔を変換してくれる、どこかで見たような機能「ZeniMoji」もあります。
顔認証と指紋認証センサーでのアンロックが高速かつ便利になりました。
ちなみにZenfone 5zはZenfone 5と基本機能は同じ。
しかし最新プロセッサ「Snapdragon 845」を採用しています。
気になるZenfone 5シリーズの発売時期はLiteが2018年3月、無印が4月、5zが6月に。
最上位モデル「Zenfone 5z」が479ユーロ(約6万3000円)からとされているため、価格競争力はかなりのものとみられます。
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