差別動画撲滅の強い味方、一括報告や優先審査も利用できる「YouTube公認報告者プログラム」とは?


たまたま見ていた動画の関連動画として、差別的・憎悪を煽るものが表示されて憂鬱な気分になったことがある人に朗報です。詳細は以下から。

YouTube 公認報告者プログラム - YouTube ヘルプ

YouTubeの公式ヘルプによると、現在YouTubeではコミュニティガイドラインに違反するコンテンツの報告に関して、特に貢献度の高い個人、政府機関、非政府組織に強力なツールを提供する目的で「YouTube公認報告者プログラム」が提供されているそうです。

具体的には一度に複数の動画を報告できる「一括報告ツール」が提供されるほか、ポリシー適用プロセスの質問に関する限定公開ディスカッション、報告されたコンテンツの審査結果の表示、さらにより迅速に対処されるよう、公認報告者によって報告された動画の優先的な審査が受けられるというもの。

YouTube公認報告者になるにあたっては、応募者がYouTubeのトレーニングに参加してコミュニティガイドラインと適用プロセスについて学ぶ必要があるとされています。

なお、公認報告者から報告されたコンテンツだからといって、自動的に削除されたり異なるポリシーによって対処されることはないほか、コミュニティガイドラインに違反しないコンテンツを頻繁に報告する個人ユーザーについては、YouTubeは公認報告者プログラムから除外できる権利を有するとのこと。

あくまで規約違反の動画についてのみ適用されるプログラムではあるものの、効率的に問題のある動画を報告できるようになるため、今のYouTubeに問題があると感じている人は、応募してみるといいかもしれません。

「さすがにそこまで手間をかけるのはちょっと……」という人にはこちら。およそ12年前からYouTubeで活動している「市民メディアみやざきCMM」が、動画の報告方法を詳細に解説してくれています。


また、動画の説明部分には報告の際に必要な「理由書」のテンプレートも掲載。ただただコピペするのではなく、「どうすればYouTubeのスタッフに問題点が伝わるか」を工夫してみることをオススメします。

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