Xiaomiが"Samsung王国"こと韓国に殴り込みをかけました。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、中国のスマホメーカー・Xiaomiが韓国市場に自社スマホを投入したそうです。
投入したのは5.99インチフルHD+液晶にSnapdragon 636、4GB RAM、AIを用いた撮影機能を備えた「Xiaomi Redmi Note 5」。300ドル以下の格安スマホ市場を狙い撃ちしたモデルです。
なお、韓国の携帯電話市場は非常に特殊で、55%のシェアをSamsung、28.3%をApple、15.7%をLG電子が押さえており、3社のシェアは実に99%に。他のメーカーの入り込むすき間が一切ない状況となっています。
しかしXiaomiは参入にあたって現地キャリア・SK Telecom、Korea Telecomと協力。自社ショップを展開することも検討するなど、Samsungの牙城を崩すために本腰を入れるとみられています。
ちなみにXiaomi参入の可能性は日本市場も決して他人事ではなく、KDDIが2018年夏モデル向けアクセサリーにXiaomi製イヤホンを採用。
あくまでイヤホンの採用がスマホの導入につながるわけではないとしつつも、KDDIは「お客様の動向を見て(スマホの導入を)検討していく」と表明しているのが現状です。
また、「Xiaomi Mi Mix 2s」などのハイエンドスマホでドコモやKDDIの周波数帯もカバーされるなど、準備が着々と進んでいる感もあるため、キャリアとメーカーの交渉次第では、Xiaomiが韓国に続いて日本市場参入を果たす可能性もあります。
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