九龍城をモチーフにした内装に留まらず、唯一無二の空間として愛されていたことが分かります。
本日お伝えして大きな反響を得ているウェアハウス川崎の閉店。2005年から14年に渡って親しまれてきたこのゲームセンターの閉店に多くの悲しみの声がネット上に響き渡っています。
前記事でもお伝えしたように、ウェアハウス川崎店はかつて香港に存在した魔窟「九龍城」をモチーフにしたアジア感とサイバーパンク感の入り乱れたカオスな内装が極めて好評でした。
ですが単なる内装の魅力に留まらず、その内装を存分に活かした謎解きのイベントも実施したり、「ストリートファイター」などの激レアなレトロゲームが現役で稼働している極めて貴重なゲームセンターでもありました。
ゲームだけでなくダーツやネットカフェといったアクティビティもあり、テレビ番組のロケやコスプレ撮影にも使用されていました。
また、この場所で撮影されたMVも多数存在しています。
あまりの反響に、ツイッターのトレンドでも上位に食い込んでいます。
こうした状況から「ウェアハウス川崎店はもはや文化遺産」であるとの指摘もあり、他では見られない激レアなレトロゲームの筐体の保護や、撮影スタジオなどの形での存続を求める声が各所で上がっています。
また映えを求めるインスタグラマーや外国人観光客らにも密かに人気だったことから、入場料を取る形があってもいいのではという意見も。
この場所での存続が不可能だったとしても、唯一無二のこの空間を何らかの形で残せないかという機運が高まっています。
イースト・プレス
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