クラフトワークのフローリアン・シュナイダーが癌のため死去、73歳


それ以降の音楽の潮流を変えたテクノ、電子音楽の始祖のひとりが死去しました。詳細は以下から。

クラフトワークの共同創設者でキーボーディストのフローリアン・シュナイダーが73歳で死去しました。死因は癌とされています。

クラフトワークの公式は「クラフトワークの共同創設者で、エレクトロニック・ミュージックのパイオニアでもあるラルフ・ヒュッターが、何十年もの付き合いとなる友人であり仲間であったフローリアン・シュナイダーについて非常に悲しいニュースを送ってきました。フロリアン・シュナイダーは73歳の誕生日を迎えた数日後に癌の病気で亡くなりました」と伝えています。

60年代後半にフローリアン・シュナイダーとラルフ・ヒュッターが結成したクラフトワークは、キーボードとシンセサイザーを用いた音楽を作り続け、のちのテクノミュージックの基礎を作り上げたことは広く知られています。

もちろん彼らの音楽はそれだけにとどまらず、20世紀後半から現代にいたるポップスやロック、ブラックミュージックなどにも多大な影響を与えてきました。

特に1974年に発表されたアルバム「Autobahn」はシンセサイザーによるループやビートなどを駆使し、以降の電子音楽の潮流を決定づけた名盤としてグラミー賞生涯業績賞にも輝いています。


クラフトワークといえば、東日本大震災後の脱原発音楽フェス「NO NUKES 2012」での名曲「Radioactivity」を覚えている方も多いのではないでしょうか。

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