これから湿気に満ちた梅雨と夏が始まることを考えれば、まったく他人ごとではないニュースです。詳細は以下から。
新型コロナウイルスの感染拡大対策での商業施設などの長期休業は、日本だけにとどまらず世界中で起こっています。
そんな中、マレーシアのとあるデパートは2ヶ月にわたる休業の末、商品の革製品が片っ端からカビだらけになってしまうという悲劇に見舞われています。
靴、カバン、ベルト、財布に至るまで、本革を使った製品が軒並みカビにまみれており、売り場のソファーにもカビが。
もともと高温多湿な東南アジアのマレーシアでは革製品へのケアは難しいもの。ネットでは休業に伴って空調を止めていたことが原因ではないかと指摘されています。
とはいえ、営業できずに売り上げがない中で空調を稼働させ続ける費用は痛いもの。最終的に多くの商品が使い物にならなくなったことを考えると決断の難しさを感じさせられます。なお、全くカビていない商品は合皮か、もともと防カビ対策が行われていたものと思われます。
こうした事態はデパートに留まっておらず、映画館では座席が片っ端からカビまみれになるケースも。無事に再開できるのか心配なところです。
これらはマレーシアでの事例ですが、これから梅雨を経て高温多湿な夏を迎える日本にとっても他人事ではありません。営業できないからこそのこまめな換気とメンテナンスという通常以上の負担を強いられるケースも出てきそうです。
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