マスクの中が大事件!?王将の「にんにく激増し餃子」さっそく食べてみたらご飯やビールの最高のお供でした


マスク時代を狙い撃ちした、餃子の王将の事件な新餃子をさっそく食べてみました。詳細は以下から。

日本餃子界の西の横綱とも呼べる「餃子の王将」が満を持して第3の餃子ことにんにく激増し餃子を発売しました。


このにんにく激増し餃子は青森県産にんにくを通常の餃子の2倍以上使用、「香りや旨味にガツンとしたインパクトがあります」とのことで、飯をかっ込むにもビールのお供にもマッチしそうです。


今回商品化されたのは新型コロナでテイクアウト需要が増え、マスク着用も習慣化したことで、「にんにく激増し」への抵抗が少なくなったと考えてのこと。

またにんにくのアリシンは滋養強壮、疲労回復にもよいとされていることもあり、コロナ禍と自粛に疲れた日本社会へのカンフル剤という意味合いもありそうです。

ということで発売開始となった本日、さっそく京都大学の目の前の「王将 百万遍店」を訪れてみました。

店の前の看板はすべて「にんにく激増し餃子」。この時点でもうむせ返るような圧を感じます。

2階の窓には「この衝撃京大超え にんにく激増し餃子始動」の貼り紙。バッチバチに本気じゃあないですか。京大タテカンチームのアンサーも待たれますね。

店内に案内されると「にんにく増し増し餃子いかがですか~」の掛け声。聞き間違いかもしれませんが、なぜかアガります。席にあったメニューはこちら。単品はもちろんセットや定食の餃子も50円追加でこちらに変更可能です。

待つこと数分。やってきました。見た目は普通に餃子ですが、ほんのりとにんにくの香り。包まれてるしこんなものかなという程度です。ただしなんとなく違和感が…。


その違和感の正体は、定食の通常の餃子が運ばれてきた時に氷解しました。そう、お皿が違いました。他の取り違える悲劇を未然に防止する策なのかもしれません。2人前以上頼んだら一緒のような気もしますが…。


さて、アツアツなうちに実食。王道の餃子のタレでいただくと、噛んだ瞬間に、います。完全にいます。にんにくの香りが来ます。なんなら食感もあります。

とはいえ、味を壊すほど過剰ではなく、みんな大好き王将の餃子として成立させた上でずしっとパンチを効かせるバランスはさすが王将。ビールが欲しくなりますね。お昼なのでじっと我慢。

ノーマルを食べ比べ。見た目で分からないので酔っぱらっていると普通に間違いますね、これ。当然安定の美味しさですが、比べるとにんにくの薄さが一発で分かるくらい違いがくっきり出ています。

にんにく激増し餃子に「ゆず風味餃子のタレ」も試してみましたが、これはめちゃくちゃ合います。旨味のパンチにさわやかさが絡んでいくらでも食べれる風味に。

そしてこのにんにく、実は結構後効きします。4つ目あたりから口の中がにんにくで包囲されたような状態に。お酒飲む人はビールのおかわりが入るタイミングでしょうか。

とはいえしつこくなり過ぎることはなく、最後までしっかり美味しく食べられるバランスは絶妙。ご飯にもお酒にも疲労回復にもぴったりの美味しいひと皿になっていました。

なお食後にげっぷをすればあの匂いですし、マスクの中は徐々ににんにく臭に満たされていきます。食べ終わった時にたいしたことないと思っても、マスクを着け続けていると結構「くる」可能性もあるので要注意です。

ということで、仕事中やデート前はマスク着用前提でも気を付けた方がよさそう。なお、デート中に一緒に食べて元気になっちゃおうというおふたり様は勝手にしやがれください。

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