【後編】「冷門」として最近話題のアニメの聖地、京都の「出町桝形商店街」を歩いてみました

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中国からの日本通の観光客にクールな場所だとされている出町桝形商店街、もともとはアニメの聖地として知られていますがどんなことになっているのでしょうか?後編ではアーケードの内外を歩いてみました。

前編では京阪出町柳駅から出町桝形商店街までの魅力をお伝えしましたが、いよいよアーケードの中に入ってみましょう。立ち並ぶ店舗のローカル感と「今日も元気だ!」という標語が目に飛び込んできます。「たまこまーけっと」公式サイトの冒頭に表示されるうさぎ山商店街の風景と比べてみると、モデルである事がよく分かります。


入口の洋品店の「パンツ全品490円」の表示がいきなりのインパクト。昔ながらの洋品店がこうして息づいています。


文房具屋さんです。お祝い用の代筆もしてくれる張り紙が。


モダンなドーナツ屋さん「きんぞう」。食べ歩きにぴったりですね。


こちらはお総菜屋さんの「てんぐ」。てんぐのデザインのミニマルさと立体感がたまりません。昼時にはおばんざいをふんだんに使ったお弁当が店頭で売られるのですが、春の筍ご飯弁当は絶品です。


向かい合わせの八百屋さんと地元感溢れるスーパー。タイミングもありますが野菜の安さに驚かされます。


大学生らも絡んで出町桝形商店街を盛り上げる動きも盛んです。


花屋です。京都では庭や軒先のちょっとしたスペースにも木を植えたり植木鉢を置いたりする家が多いためか、花屋のバリエーションも豊富です。


花屋の正面は以前も紹介した「出町座」。ここができてから商店街の雰囲気がぐっとモダンになったように感じます。1階は本屋件カフェの「出町座のソコ」で、ビールもあればサンドイッチなどのテイクアウトも可能です。


その隣はオシャレな古本屋「EL camino」。雑誌や映画のパンフレット、絵本などが店頭に並んでおり、奥には美術書などもしっかり揃えられています。


こちらの時計店はバターロールの食品サンプルを使ったディスプレイが何とも斬新です。


天ぷら屋さんには立体エビ天が。


商店街の中ほどにある高級そうなスーパー。できた当時はお値段も高めだったのですが、気がつけば「いいものやちょっと珍しいものをそんなに高くなく売っているスーパー」という絶妙な立ち位置に落ち着いています。


商店街のもう1軒の古本屋。自分の古本3冊とお店の1冊を交換できるサービスはなかなか優秀です。2019年でも電子書籍よりも紙の本が好まれる京都ならでは…という感じでしょうか。


こちらの乾物店にはなんと京都人で知らない人はいない「満月」の阿闍梨餅を買うことができます。本店も百万遍なのでここからも徒歩圏内ですが、店先でさっと買えるのはとても便利です。しかもバラで買うと、本店直送なのでほんのりと暖かいのが最高です。


ここの上には鯖街道口であることから鯖が空中を飛んでいます。この鯖が「たまこまーけっと」に登場したことを覚えているファンは多いはず。


その斜め前にも。残念ながらこちらの魚屋さんは既に閉店されています。


「うれしいなあ たのしいなあ」という標語。もはや標語なのかも不明ですが、この独特のセンスは出町桝形商店街の空気と不思議なまでにマッチしており、なぜか違和感がありません。


「たまこまーけっと」の巨大なポスターとスズメバチの巣のようなオブジェ。これはいったい…?


その下には巨大な洋品店も。おじいちゃんやおばあちゃんはこういうお店で服を買っていたんだ…と実感させられるラインナップです。そして2階はダイソー。


豆腐店、鶏肉専門店が並んでいます。できたてのお総菜を買う地元の人の姿をよく見かけました。


きらびやかな色彩感覚の果物店。ピンクとオレンジ、黄色と赤といった鮮やかな果物とポップの織りなす世界観にハッとさせられます。


こちらは宇治茶のお店。ええ、京都ですから。


出町桝形商店街の反対側の出口には「たまこまーけっと」の飛び出し君が。手にはめているのは誰かの落とした手袋でしょうか?


反対側にも別の飛び出し君です。


そしてNo.18まで続く「たまこまーけっと」の交流ノート。地元の人に愛されているのがよく分かります。


この出口から右手に100mほど歩くと本満寺があります。


ここの桜は見事なので、もし桜のタイミングで出町柳を訪れるなら足を伸ばしてみてはいかがでしょういか?


つぼみもずいぶん膨らんでいます。3月末には満開になりそうですね。


さて、アーケードの様子を見てみましたが、この1本南を通る今出川通り沿いや、アーケードと今出川通りを結ぶ小路にも味わい深いお店やオシャレなお店が点在しています。例えばこんな理容室など。



金物店です。熊手がたまりませんね。


学生限定ですが「30分皿洗いをすると無料でお腹いっぱい食べれる」事で京都の外にも名前の知れ渡っている餃子の王将出町店です。店内に漂うローカル感はそんじょそこらの王将とは比べものになりません。


素敵なカフェ「Kito Cafe」におばんざい屋さんの「出町ろろろ」。


6月1日にはKito Cafeの1階にあるイベントスペース「Deまち」でたまこまーけっとオンリー同人イベントの「うさぎ山大バザール IV」が開催されます。


こちらは今出川通りに面した広くて気持ちのよいカフェ「TRUNK.」。


こちらも今出川通り沿い。サルサやサンバなど、ラテン音楽を中心としたライヴもおこなっているカフェ「VIVA LA MUSICA」です。


河原町通り沿いのオーガニックの八百屋さん「フランク菜ッパ」です。名前の由来にピンときた人もいるのでは?


こちらは甘味処として有名な「茶房いせはん」。河原町通りの「出町ふたば」の正面にあります。


そのお隣にある古道具や古着物を扱う「京や」。豆皿や小鉢など、バリエーション豊かです。


ということで、外国人観光客ならずとも、というよりはむしろ日本人にこそ響くポイントが随所に散りばめられている出町桝形商店街。桜の季節には見所も倍増しますので、人混みを避けて訪れてみてはいかがでしょうか?

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