北米を中心に高いシェアを持つマイクロソフトの据置型ゲーム機「Xbox360」。
その後継機となる次世代Xboxは2013年に発売される可能性があることが関係者の証言から明かされました。
詳細は以下から。
Xbox 720 Will Be Six Times as Powerful as Current Gen - IGN
海外の大手ゲーム情報サイト「IGN」に対して、関係者から匿名で寄せられた証言によると、「Xbox720(仮)」の名前で呼ばれるXbox360の後継機は2013年11月中に小売店に出荷される予定であるそうです。
すでにIGNは次世代Xbox向けのAMD社製GPU(グラフィックプロセッサ)の大量生産が2012年末までに開始される予定であることを確認していますが、採用されるのは昨年末に登場した最新モデルにあたる「RADEON 7000」シリーズではなく、「RADEON 6000」シリーズがベースになるとのこと。
具体的なベースモデルとしてDirectX 11やマルチディスプレイ出力、3Dおよび1080pのHD出力をサポートした、市場価格79.99ドル(約6200円)程度の「Radeon HD 6670」が挙げられており、グラフィック処理性能は任天堂が発売を予定しているHD対応の据置型ゲーム機「Wii U」より20%高いものになるとされています。
また、最終的なシステム構成に基づいた、ゲーム開発者向けの開発キットは今年8月に提供される可能性があるとされているため、今回の情報が事実なのであれば、2012年はWii U、2013年はXbox720(仮)……というように、次世代ゲーム機ラッシュが再び訪れることになりそうです。
昨年の「E3 2011」で公開されたWii U本体。
ちなみに任天堂のWii UもAMDがGPUを採用することが明かされているため、現行据置型ゲーム機のすべてのCPU開発に関わったIBM同様、家庭用ゲーム機でのAMDの躍進が期待できそうです。
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