【解説】ツイッターのサブスク「Twitter Blue」とは、広告カットや長い動画の投稿などサービスのメリットや機能ざっくりまとめ


TwitterのCEOイーロン・マスクが機能追加や値上げを行ったサブスクサービス「Twitter Blue」。

馴染みがないものの、日本にも来る可能性のあるこのサービスについてBuzzap!編集部がまとめました。詳細は以下から。

◆Twitter Blueとは?
月額課金制のサブスクリプションサービスで、広告カットや長い動画の投稿、ブックマークのフォルダ分けなど、様々なプレミアム機能を使えるようになります。

Twitter公式のヘルプセンターには日本語の紹介ページも開設されており、サービスの概要などを見ることもできます。

◆提供されている国
アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで現在提供されており、その国のユーザーであればプロフィール画面から申し込むことができます。また、日本には実装されていません。

しかし海外メディアの報道によると、11月5日からイギリスでの提供を開始したそうです。

また、ユーザーから「インドでTwitter Blueが開始するのはいつごろ?」という質問に、CEOのイーロン・マスク氏は「うまくいけば1ヶ月以内」と回答。

世界各国への提供も秒読みとの見通しで、日本での開始もまもなくなのではないかとされています。

◆料金
アメリカ版Twitterでは月額4.99ドルでしたが、11月5日から7.99ドル(約1170円)に値上げ。

日本で導入された際の価格は未定ですが、国によって独自に設定されているため、他のサブスクリプションサービスを考慮すると800円~1100円程度と予想されます。

◆主な機能
月額料金の改定と同時に予告されている新機能はこんな感じ。おもにTwitterでの情報収集や発信が快適になる機能が多く追加されます。

・認証バッジ
そのユーザーが著名人や会社のアカウント本人であることを表すもので、かつてはユーザーがTwitterに申請し審査を経て付与されてきたもの。価格改定に伴って、Twitter Blueに継続して加入している全員に付与されるようになるそう。

・リプライやメンション、検索での優先表示
リプライやメンション、検索などを行うとき、そのユーザーに関連しているコンテンツを優先的に表示する機能。これによって詐欺やスパム、BOTが結果に出てきにくくなるとしています。

・長い動画や音声の投稿
Twitterでは2分20秒までの動画や音声しか投稿できませんでしたが、それ以上の長さのものがアップロードできるようになり、クリエイターなどのコンテンツの共有が容易に。

・広告の半減
広告の表示回数が半分になり、さらにそのユーザーに関連した表示を2倍にするとのこと。ヘビーユーザーには嬉しい機能です。

また、元々用意されている機能は以下の通り。

・ブックマークフォルダ
・カスタムアプリアイコン
・配色機能
・カスタムナビゲーション
・話題の記事
・リーダー機能
・ツイートの取り消し
・ツイートの編集

さらに「ツイート編集」機能については、Twitter Blueの機能追加にあわせて一般ユーザーにも提供されるとしています。

基本的に無料で楽しめるものの、広告やノイズ、誤った情報なども多いTwitter。

もし日本でも提供されれば、SNSを日常的に利用しているユーザーであればあるほどさらに快適に使えるようになりそうです。

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