気が付けば本体価格20万円オーバーが当たり前になっている「Xperia 1 V」「AQUOS R8 Pro」などのフラッグシップAndroidスマホ。
「高すぎて買えない」「いい加減頭打ちになって欲しい」という消費者の声は、届かないようです。詳細は以下から。
Android Authorityの報道によると、早ければ10月にもお披露目されるクアルコムの最新プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 3」はGen 2よりも『少し高い』値段となってしまうそうです。
これは最新スマホや半導体などの情勢に詳しい著名なリーク情報提供者Digital Chat Station氏が明かしたもの。
最新の製造プロセスを用いた超高性能な半導体の採用や、「高画質」「高倍率」などを武器にしたカメラの技術革新が進む中、フラッグシップスマホの価格は驚くべき勢いで高騰していますが、2024年も同様のトレンドが続くことになります。
なお、値上げが避けられない情勢を受けてOppoやVivoなど一部のメーカーでは、Snapdragon 8 Gen 3の採用を控える動きがあるとのこと。
2024年も現行の「Snapdragon 8 Gen 2」を引き続き採用するほか、MediaTekのDimensityシリーズに置き換えていくなど、よりコスパ重視の姿勢を明確にするようです。
なお、国内勢のフラッグシップスマホも高騰が続いており、今年発売されたソニーやシャープの最新モデルはいずれも20万円を超える(注:いずれもドコモ版)事態に。「Xperia 1 VI」「AQUOS R9 pro」も値上げを回避できない可能性が濃厚ですが、どこかで方針を変えざるを得なくなるのでしょうか。
・Xperia XZ3:9万8496円
・Xperia 1:10万3032円
・Xperia 1 II:12万3552円
・Xperia 1 III:15万4440円
・Xperia 1 IV:19万872円
・Xperia 1 V:21万8680円
・AQUOS R3:8万9424円
・AQUOS R5G:11万1672円
・AQUOS R6:11万5632円
・AQUOS R7:19万8000円
・AQUOS R8 pro:20万9000円
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