irumo、UQ mobile、ワイモバイル新料金プランざっくり比較、セット割引不要のUQ「コミコミプラン」が最強でドコモは割高に


ワイモバイルの「シンプル2」が発表されたことで出そろった大手3社の新たな格安プラン。

どのような違いがあるのか条件ごとに比較してみました。詳細は以下から。

◆「セット割引」ありなしで新料金プランを比較
各社の新プランに共通するのが、インターネットサービスなどとの組み合わせで月額料金を割り引く、いわゆる「セット割引」が導入されていること。

それぞれセット割引「あり」と「なし」で料金やデータ容量、各種割引やオプションなどを比較します。なお、価格はいずれも税込です。

◆セット割引あり
<irumo>
0.5GB:550円
3GB:880円
6GB:1540円
9GB:2090円

・セット割引
dカードお支払割またはビジネスメンバーズ割:月187円
ドコモ光セットまたはhome 5Gセット割:月1100円

・オプション
通話定額:1980円
5分通話定額:880円
ドコモメール:330円

<UQ mobile>
ミニミニプラン(4GB):1078円
トクトクプラン(15GB):2178円
コミコミプラン(20GB、10分通話定額):3278円

・セット割引
au PAYカードお支払い割:月187円
自宅セット割:月1100円

・オプション
通話定額:1980円
10分通話定額:880円
通話パック60分:550円
メール:220円
電話きほんパック(V):440円
増量オプションII:550円

<ワイモバイル>
シンプル2 S(4GB):1078円
シンプル2 M(20GB):2187円
シンプル2 L(30GB):3278円

・セット割引
PayPayカード割:月187円
おうち割光セット(A):Sは1100円、M/Lは1650円

・オプション
通話定額:1980円
10分通話定額:880円
メール:無料

0.5GBの超低容量プランをはじめ最低料金でirumoが一歩抜きん出る形に。しかし月額880円の通話定額が5分しか通話できないことから電話メインのユーザーにも使いにくく、少しでも通信量が増えると途端に割高になるため、サブスマホなど向きかもしれません。

大容量プランではワイモバイルの「シンプル2 L」がデータ容量で突出しているものの、UQ mobileの「コミコミプラン」は10分通話定額や留守番電話、迷惑電話撃退サービスが無料で付いてくるなどの違いもあります。

「とにかく安く済ませたい」という場合はirumo、より多く使いたいならワイモバイルに分がありそうです。また月によって使う量にばらつきがある場合、1GB以下で割引が受けられるUQ mobile「トクトクプラン」やワイモバイル「シンプル2 M」「シンプル2 L」もお得です。

◆セット割引なし
元々セット割引が適用されないUQ mobileの「コミコミプラン」が、1GBあたりの金額でダントツでお得に。他社では追加オプションとなる10分以内の通話定額や、留守番電話や迷惑電話撃退サービスなどの入った「電話きほんパック(V)」も無料です。

<irumo>
0.5GB:550円
3GB:2167円
6GB:2827円
9GB:3377円

<UQ mobile>
ミニミニプラン(4GB):2365円
トクトクプラン(15GB)3465円
コミコミプラン(20GB、10分通話定額)3278円

<ワイモバイル>
シンプル2 S(4GB):2365円
シンプル2 M(20GB):4015円
シンプル2 L(30GB):5115円

シンプル2は30GBで月5000円越えとなるほか、irumoは9GBの時点でUQ mobileのトクトクプランと同額となっており、セット割なしで使うのはお薦めできません。

自宅のネット回線とまとめられるのであれば、かなりリーズナブルな携帯各社の新プラン。オンライン専用プランと異なり、店頭でのサポートを受けることもできます。

使い方は人それぞれですが、セット割引が不要であればahamoとすら正面切って殴り合うことができるUQ mobileの「コミコミプラン」に軍配が上がりそうです。

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