楽器じゃないものを楽器として扱うアーティストはちょこちょこ存在しています。でも、車そのものを楽器の一部として、砂漠を駆け巡りながら奏でるこのPVはちょっと桁外れです。
このPVは「OK Go」というバンドの「Needing/Getting」という曲。Youtubeにアップされてからたった1日で180万ビューを叩き出しています。
ロサンゼルス郊外の砂漠に3kmに渡って配置された288本のギターと55機のピアノ、そして1157個の手づくりの楽器をギター・ボーカルのダミアンがシボレーのchevy sonicを改造した車両をかっ飛ばして演奏しています。最早演奏と呼んでいい行為なのかすら不明。
このPVはシボレーとのパートナーシップのもと、4ヶ月の準備を経て4日間に渡って収録されました。ダミアンはこのためにスタントドライビングの訓練も受けているとのことで気合の入り方が半端ではありません。
青いスーツに身を包むダミアン。
特性スティックでピアノをシバキあげて音を出しています。なんとも豪快過ぎる演奏法。
ドラム缶のようなものを使った自作楽器です。
様々なパーカッションを設置したアーチの中を走り抜けています。
OK Go - Needing Getting - Official Video - YouTube
なお、OK Goは2ndアルバムに収録されている「Here It Goes Again」のPVがYoutubeで話題となり、2007年度のグラミー賞を受賞するなど、ダンスパフォーマンス映像でも評価されています。
OK Go - Here It Goes Again - YouTube
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