1990年代初頭、日本国内で一世を風靡した渋谷系の女王的存在である野宮真貴さんが、名曲「東京は夜の七時」を本気で夜七時に歌うイベントが今週末の2月24日(金)開催と発表されました。Ustreamとニコニコ生放送で中継されるため、チケットがなくても観覧可能です。
ほぼ日刊イトイ新聞 - 野宮真貴デビュー30周年 東京は夜の七時祭り@ほぼ日
「東京は夜の七時」を、野宮真貴さんご本人が本当に夜七時に歌う。説明するのもはばかられるくらいシンプルな企画を実現したのは、糸井重里さんが主催する「ほぼ日刊イトイ新聞」。昨年、表参道を散歩中だった野宮さんがふらりと「ほぼ日」の事務所に現れて「いつか、ここでライブをするわ」といって去っていったという伝説めいたエピソードがあり、それがきっかけで今回のライブが実現したとのこと。野宮さんがデビュー30周年を迎えた記念の一環となっているようで、非常に豪華な内容となっています。
「野宮真貴デビュー30周年 東京は夜の七時祭り@ほぼ日」というこのイベント、すでにタイムスケジュールが発表されているので時系列順にまとめてみました。
<ライブ当日のタイムスケジュール>
【第一部】
18:00~
「東京は夜の7時カウントダウン@ほぼ日」
野宮さんは普段、自身のTwitterで夜7時に「東京は夜の七時」をもじったフレーズを画像付きでツイートをしています。それを真似て、中継の視聴者も自分の周りの景色を撮影して「●●(その時にいる場所)は夜の七時」というフレーズを画像と専用ハッシュタグ(#yorunana)を入れてツイート。運命の夜七時を待ちます。このツイートが、第三部のエンディングで起こる「ちょっといいこと」に関係しているようです。
野宮さんのツイート一例。2月24日(金) ~ 3月25日(日)まで行われる衣装などの展覧会や3月19日にShibuya O-EASTで行われ、4月15日にWOWOWでその様子が放映される記念ライブなど30周年関連のイベントが多く控えているためか、「“東京”は夜の七時」ツイートがメインの様子。
専用ハッシュタグはこの企画以外のイベント全般に関するつぶやきにも付加OKとのことなので、野宮さんサイドに伝えたいことはこのハッシュタグを活用してどんどんつぶやくとよいようです。
★19:00~
野宮さんが「東京は夜の七時」を夜七時に披露。
【第二部】
19:30~
「野宮真貴リサイタル」一挙放映
「東京は夜の七時」を七時に聞くだけでも感無量ですが、この日21時からは野宮さんのスペシャルライブがあるというから見逃せません。19:30からはそのスタンバイに入るため、中継の画面にはこれまで未公開映像となっていた「野宮真貴リサイタル」の映像が21時のライブ直前まで流されます。
ネット上にはステージ映像のごく一部が公開されている程度なので、これまで見たくても見られなかったファンにとってはまたとない機会になりそう。
野宮真貴リサイタルVol.1『JOY』ステージ映像配信中! - YouTube
【第三部】
21:00~
「スペシャルライブ」
野宮さんの30周年を映像やトークで振り返りながらのセッションライブ。ゲストも豪華で、鈴木慶一さん、ポータブル・ロックさん、カジヒデキさんが登場します。すでに発売中の30周年記念アルバム「30-Greatest Self Covers & More!!!」に入っている曲や、ピチカート・ファイヴの楽曲を披露する予定。
今回のライブのメインとなる「30-Greatest Self Covers & More!!!」は、テイ・トウワやDAISHI DANCE、コーネリアス、鈴木慶一&曽我部恵一、カジヒデキ、ヒャダインなど、ジャンルの垣根を跳び越えて腕利きのクリエイターたちと作り上げたアルバム。HMVのサイトで試聴もできるので、「渋谷系」に馴染みの無い人も、この機会に聞いてみると新たな世界が広がりそうです。
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