エコポイント制度による需要の先食いや不況のあおりを受けて売れ行きが伸びず、2～3万円台で販売されるようになった液晶テレビ。
不景気が背景にあるとはいえ、安く買えるというのは消費者にとってはうれしいことですが、安物買いの銭失いだけは避けたいところ。さっそく数ある激安液晶テレビの中から「本当にお買い得なもの」を探してみました。
詳細は以下の通り。
◆今や2万円台前半で購入できる液晶テレビ
一人暮らしの家庭などにピッタリの液晶テレビといえば32インチモデルですが、大手価格情報サイト「価格.com」によると、有名メーカー製品でもわずか2万円台前半で購入可能です。
価格.com - シャープ AQUOS LC-32E9 [32インチ] 価格比較
3月2日19:00現在、2万4800円で購入可能なシャープ製の32インチ液晶テレビ「AQUOS LC-32E9」本体。安価であるにもかかわらず、高速応答性と高いコントラスト比を実現した「UV2A技術」液晶パネルを採用し、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを内蔵。HDMI端子を3つ備えるなど、十分な機能を備えています。
◆録画機能付きも激安に
別途高価なレコーダーを購入する必要無く、安価な外付けHDDを付け足すだけで番組を録画できるようになるため、最近の液晶テレビのトレンドとなりつつある「外付けHDD録画機能」を備えたモデルも、3万円を余裕で切っています。
価格.com - 東芝 REGZA 32BC3 [32インチ] 価格比較
3月2日19:00現在、2万6600円で購入可能な東芝製の32インチ液晶テレビ「REGZA 32BC3」本体。レグザエンジンや超解像技術「レゾリューションプラス4」などを採用したモデルで、USB外付けHDDに録画可能。
◆画質にこだわるなら選びたい「倍速液晶」モデル
いくら安価になったといっても、どうせ選ぶなら画質のいいモデルを選びたいところ。安価な液晶テレビでは、動きの激しいシーンで画面がガクつく場合があるわけですが、ガクつきなく、なめらかに表示できる「倍速液晶」を備えたモデルも安価に購入できます。
価格.com - パナソニック VIERA TH-L37C3 [37インチ ブラック] 価格比較
3月2日19:00現在、3万5500円で購入可能なパナソニック製の37インチ液晶テレビ「VIERA TH-L37C3」。広視野角で発色の良いIPSαパネル採用のフルハイビジョン（1920×1080）テレビで、倍速液晶により速い動きも鮮明に描写可能。録画機能が無く、HDMI端子が1つしか無いのが惜しいところですが、画面の大きさと画質では抜きん出ています。
◆画質も機能も揃った「本当のお買い得品」は？
前述の倍速液晶に加えて、トレンドとなっている録画機能も備えた格安モデルをピックアップすると、以下の2機種が候補に挙がりました。
価格.com - SONY 3D BRAVIA KDL-32EX720 ［32インチ］ 価格比較
3月2日19:00現在、4万900円で販売されているソニー製の32インチ液晶テレビ「3D BRAVIA KDL-32EX720」。フルハイビジョン（1920×1080）、従来の倍速液晶よりもさらになめらかな動きを実現する4倍速相当の液晶、外付けHDDへの録画機能に加え、YouTubeなどのインターネット動画視聴、SkypeによるTV通話、Twitterなども可能。
さらに別途3Dメガネを購入すると、3Dテレビとしても活用できるスグレモノですが、価格変動履歴によると3万円台で販売されることもあるため、うまく3万円台に値下がりした頃合いを見計らって購入するのが良いと思われます。
価格.com - 東芝 REGZA 40BC3 [40インチ] 価格比較
3月2日19:00現在、4万1183円で販売されている東芝製の「REGZA 40BC3」。フルハイビジョン（1920×1080）対応で倍速液晶、外付けHDDへの録画機能を搭載。「3D BRAVIA KDL-32EX720」ほど多機能ではなく、2～3万円台の枠から少しはみ出してしまいますが、なんといっても40インチという大画面は魅力なのではないでしょうか。
ちょうど家電各社の新モデル発表が控えており、小売店が決算シーズンが迎えることもあって、旧モデルの処分販売が行われることが多い3月。うまく買い時を見定めて、いい買い物ができるようにしたいところです。
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