なんと「PS Vita」の3G対応モデルがWi-Fiモデルを下回る価格になったことが明らかに


ソニーの次世代携帯ゲーム機「PS Vita」の3G対応モデルがWi-Fiモデルの価格を下回ったことが明らかになりました。



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大手価格情報サイト「価格.com」によると、2012年6月29日10:50現在、「PS Vita」のWi-Fiモデル(クリスタル・ホワイト)の最安価格がメーカー希望小売価格(2万4980円)を1200円ほど下回る2万3730円で販売されています。

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対して3G対応モデルの初回限定版(クリスタル・ブラック)は希望小売価格(2万9980円)を7000円近く下回る2万3280円で販売中。クリスタル・ホワイトは6月28日に発売されたばかりで価格があまり下がっていないことが原因であると思われますが、現状ではWi-Fiモデルよりも3G対応モデルの方が安価ということになります。

3G対応モデル初回限定版の価格変動履歴はこんな感じ。5月上旬に2万4000円で販売されていることをお伝えしましたが、最近は2万3000円台で安定しています。

価格.com - SONY PlayStation Vita (プレイステーション ヴィータ) Wi-Fiモデル PCH-1000 ZA01 [クリスタル・ブラック] 価格比較

ちなみにWi-Fiモデル(クリスタル・ブラック)は、3G対応モデルの初回限定版を500円ほど下回る2万2777円で販売中。しかし3G対応モデルの初回限定版は下り128kbps/上り64kbps通信を100時間、下り14Mbps/上り5.7Mbps通信を3時間利用できる4980円の「プリペイドデータプラン 100h」と契約事務手数料(2100円)無料を同梱しており、さらにGPS機能も搭載しているため、3G対応モデルを買った方がリーズナブルということに。

3GおよびWi-Fi通信機能に加え、クアッドコアCPUおよびGPU、5インチの大画面有機ELディスプレイ、120fpsまたは60fpsのなめらかな動画撮影が可能な30万画素カメラ、6軸検出システム(3軸ジャイロ・3軸加速度)、3軸電子コンパス機能、背面タッチパネルを備えるなど、考えられうる限りのスペックを詰め込んだ感のあるPS Vita。

さらにPS3が地デジレコーダーになる「torne」や、HDD内蔵の3波対応録画キット「nasne」で録画した番組を持ち出して、出先で快適に視聴することもできるほか、無料通話ソフト「Skype」や人気の動画共有サイト「ニコニコ動画」の再生に対応するなど、性能自体は決して悪くないのですが、苦戦の背景にある「ソフト不足」の解消に期待したいところです。

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