ダンボールだけで恐ろしく緻密に作られた、モノクロ映画に入り込んだような彫刻が美しすぎる
折り紙やレゴなど、人はいろいろなものを使ってアートに挑みます。このアーティストが素材に選んだのはなんとダンボール。元々の質感や風合いを巧みに利用して何十年も昔にタイムトリップしたかのような彫刻を作り上げました。
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この作品を作ったのはオーストラリア、メルボルン在住のDaniel Agdagさん。ダンボールだけで建物や乗り物、細かい部屋の中の風景までを驚く程のディティールまで作りこんでいます。
そしてダンボールならではの表面の質感を使ってモノクロ映画の中の世界を思わせるレトロながらもシックな空間にしています。金属や配管の複雑な作りはスチームパンクを思わせるほどです。
実際に彼はショートフィルムなども作成しており、この作品もフィルム内で使われています。物語が始まりそうな空気感はそのためでしょうか。彼のダンボールを使った他の作品を見るには以下のリンクから。
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