世界中が新年を迎えようと大盛り上がりだった2012年の大晦日。地球のどんな花火よりも巨大なスペクタクルが太陽で観測されていました。
今年中頃に極大期に入ると言われている太陽の活動周期。活動低下で寒冷期かとも言われていましたが、地球の直径の20倍にも及ぶ巨大なフレアが発生。
NASAの撮影したこの動画は早送りにされており、実際は4時間に渡ってこの恐ろしいほどの大きさのフレアが吹き上がっていたということです。
ただし、今回のこのフレアは「比較的小規模」であった上に、プラズマ風が太陽の圏外に大量に吹き出さなかったため地球の人工衛星や航空機などへの影響はなかったとのこと。地球の20倍のフレアで小規模とは、やはり宇宙ヤバイと言うしかありません。
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