友人関係の構築や強化を実現する技術をNECが開発、コミュニケーション量が従来の約2倍に



社会生活を営む上で、やはり欠かせない存在であるのが友人。

しかしながらうまく友達を作れない人というのは一定数存在し、「ぼっち」「便所飯」といった孤独な状態を表すネットスラングまで生まれているわけですが、NECが画期的な技術を開発しました。



NEC、SNS上で嗜好に合わせた話題を提供し、友人関係の構築や強化を実現する技術を開発 (2013年2月25日):プレスリリース | NEC

NECのプレスリリースによると、同社はソーシャルネットワーキングサービス(SNS)において、対話を喚起する話題を見つけ出し提供することで、友人関係の構築や強化を実現するコミュニケーション活性化技術を開発したそうです。

これはSNSの投稿内容、閲覧履歴、友人関係などから利用者の興味を高精度に分析し、最適な話題を提供することで、SNSの活性化を実現する技術で、実証実験を行ったところ、SNS上でのコミュニケーション量が導入前と比べて約2.1倍、利用者間の友人登録が約3.1倍に増加したとのこと。


実証実験の詳細はこんな感じ。


従来の話題をベースにしたコミュニケーションでは、「コミュニケーションが発生しない」「ユーザーの嗜好と相手の嗜好がマッチするとは限らない」という問題がありましたが……


新技術では共通する話題を興味の近い利用者に推薦するというもの。


これにより実世界の友人関係にとどまりがちなSNSで、興味や趣味がマッチするユーザー同士が友達になることが可能に。


相互理解が深まり、助け合いや社会参加を促すことにつながります。また、SNSで生まれた友人関係をリアルに拡大することができれば、現実での孤独の解消も期待できそうです。


なお、NECは被災地で顕著な人間関係の希薄化や高齢者の生活不活発化などの課題を解決するため、住民のコミュニティ参加により日常的な見守りの実現を目指し、同技術を用いた実証実験を仙台市の仮設住宅住民約40名を対象に実施中。


今度は同技術を応用し、社内SNSなどでの活用を目指すとされています。



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