東京ではもう桜は散り始めているようですが、京都の桜は今が満開。平日でも観光客でごった返す東山の桜の名所をあえて縦断してみました。
歩きはじめたのは京阪出町柳駅から東に1.5kmほど歩くと辿り着く哲学の道の北の端、白川通今出川交差点付近から。この時期京都駅方面からのバスはとんでもなく混雑&渋滞する可能性があるので、多少面倒でもJR奈良線で東福寺乗り換え+京阪本線、もしくは地下鉄烏丸線御池乗り換え+地下鉄東西線三条京阪乗り換え+京阪本線で出町柳駅まで行くのがおすすめです。
白川疎水の両脇の桜並木は満開です。写真左に見える赤い屋根のお店は京都ラーメン好きで知らない人はいない老舗店「ますたに」。
白川通今出川交差点。桜並木に人だかりが見えます。その上には五山の送り火で有名な大文字山。
おばあちゃんたちがのんびりおしゃべりをしています。
銀閣寺道の入り口から哲学の道を見たところ。月曜日だとは思えない大混雑です。
哲学の道を歩いて行くとひたすらに疎水の両側に満開の桜。
ぽかぽか陽気にオープンカフェも賑わっています。
途中ではシートを敷いてお茶を点てようとしている気合の入った外国人女子グループも。自由ですね。
哲学の道をさらに下り、東山が迫ってきている場所。新緑が綺麗です。
哲学の道の南の端。ずっと人が途切れません。道行く人がみな楽しそうです。
さらに下がって南禅寺。この周辺も桜で有名で花見客だらけです。写真は石川五右衛門が上り「絶景かな絶景かな」と見得を切った三門。
そして蹴上インクライン。線路の上を歩いてお花見ができます。
振り返ると岡崎疎水。平安神宮の大鳥居の先まで桜並木が続きます。
ここでは十石舟に乗って桜を楽しむこともできます。大人1000円。値段はともかく予約が必要でかなり待つハメになります。
でもやっぱり舟からの花見は気持ちよさそう。
白川疎水で折れてさらに下がり、知恩院を目指します。ここの桜も見事。
三条通より南は柳の並木に。この時期若葉の緑が目に眩しいです。このまま祇園白川へと歩いても雰囲気満点の桜並木が続きます。
木造建築としては日本で最も高い知恩院の三門。周囲を満開の桜に彩られています。
ただし残念ながら国宝の御影堂は平成30年度末まで大修理工事中。方丈庭園も拝観を休止していますので注意。
三門の目の前から円山公園へ。京漬物の「すぐき」や「焼竹の子」が売られているのが実に京都らしいです。
「祇園の夜桜」として有名なシダレザクラの「一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)」。初代は昭和22年に枯死し、現在のものは2代目です。
春休みの時期とはいえ月曜日の昼間からこの人出。半端ではありません。屋台も座敷も繁盛しています。
円山公園の喧騒を抜けて祇園祭で有名な八坂神社へ。この時期ここの境内は少し落ち着いていて一息つけます。この辺りから着物姿の女性が増えてきます。
後編では、清水寺方面へとさらに歩いてみます。
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