世界最大の動物愛護団体「PETA」の実態、保護された動物の9割が安楽死
有名人を起用した毛皮反対広告や過激なアピールなどでも知られる世界最大の動物愛護団体「PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)」の実態が明らかになりました。
Shocking photos show reality of PETA animal homes | Mail Online
イギリスのDailymail紙が報じたところによると、アメリカ・バージニア州のPETA本部で保護された犬や猫のうち、約90%が死亡したこと明らかになったそうです。
これはバージニア州の調査によるもので、昨年保護された犬や猫1843頭のうち130頭が他の施設に移され、5頭は元の飼い主のところに戻ったものの、1647頭は安楽死処分となったとのこと。
PETA本部
PETAが行っている反毛皮キャンペーンのポスター。
こちらは「毛皮を着るくらいなら裸の方がいい」という過激なもの。ほかにも動物実験撤廃や菜食主義を訴えるキャンペーンもあります。
一連のPETAの行動について、アメリカの「非営利団体消費者自由センター(CCF)」代表のJustin Wilson氏は「動物の権利を口にする一方で安楽死の執行令状にサインしている現状は偽善である」とコメント。
「安楽死処分は必要に迫られたものにとどめている」としているPETAと正面から対立する格好となっていますが、ノースカロライナ州では2007年にPETAスタッフが「飼い主を探す」と約束して受け取った健康なネコをすぐさま殺してスーパーマーケットに捨てるという事件が発生しています。
上記の事件は動物虐待で提訴される事態にまで発展しましたが、PETAの車には安楽死させるための専用キットまで配備されていたことが判明。
また、以下の記事では安楽死の様子や満足に治療を受けずに死んでしまったとされる子犬など、ショッキングな写真が掲載されています。
Nathan J. Winograd: Shocking Photos: PETA’s Secret Slaughter of Kittens, Puppies
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