「マルハ」のタイカレー缶詰は「いなば」とどう違うのか、実食してみました



100円ショップの定番となったいなばのタイカレー缶詰ですが、現在マルハからも同様のタイカレー缶詰が発売されています。果たしてどのように違うのでしょうか?実際に食べてみました。

今回食べたのはマルハニチロ食品の販売している缶詰のタイグリーンカレーとタイレッドカレー。いずれもインド洋、西太平洋産のかつおを使ったツナフレークが入っています。これはいなばのタイカレーの主力商品とガチンコでぶつかるチョイス。

マルハのタイカレー缶詰、実際には今年の8月頃からコンビニなどでちらほらと見るようになりましたが1缶148円と、100円ショップで展開するいなばのタイカレー缶詰に比べると1.5倍程度の値段。

まずはこちらのグリーンカレーから。

タイグリーンツナカレー|缶詰|商品情報|株式会社マルハニチロ食品


成分表はこのとおり。うま味調味料などは使われていません。原産国もタイとなっています。

開けてみるとこの感じ。いなばのものよりツナが若干少なくも見えますが…。

ご飯にかけるとこれくらいに。ちょっと具は全般的に少なめでしょうか。香りはそこまで強くありませんがココナツミルクがふわっと匂います。

味はいなばよりも少しあっさりしています。辛味はありますが、辛過ぎることはありません。味わいや風味は本格的なタイカレーなので、微妙な好みになりそうです。

次はレッドカレー。

タイレッドツナカレー|缶詰|商品情報|株式会社マルハニチロ食品

こちらが成分表。

開けた時の印象はとろりとクリーミー。

ご飯にかけるとよりクリーミーさが感じられます。

味はいなばと比べて辛さ控えめながら濃厚。いなばの軽さのある芳醇さに比べるとどっしりと重量感があります。


どちらも味は優劣をつけるというよりも、好みで選ぶ感じ。ただ、その場合基本的に100円で買えるいなばに軍配が上がることが多くなりそうです。

今後どのような商品展開を図って差をつけていくかが鍵になるのではないでしょうか。トムカーガイやマッサマンカレーなどがラインナップに入ってきたら面白いことになりそうです。



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