ソニー初の快挙・富士通急落で激震、2013年度上半期の携帯電話メーカーシェア発表


2013年上半期の携帯電話メーカーの国内シェアが発表されました。ソニーが急浮上する一方で前年2位の富士通が6位にまで落ち込むなど、波乱に富んだ内容となっています。

2013年度上期 国内携帯電話端末出荷概況 - 株式会社 MM総研

調査会社「MM総研」が発表した2013年度上半期のメーカー別出荷台数シェアによると、Appleが447万台を出荷し、シェア27.2%を獲得し、2011年度下期から4期連続で1位を獲得。2012年度のシェア4位だったソニーが同社初の快挙となる2位となった一方、富士通は6位にまで転落するなど、シェアが激変しています。

1位:Apple(27.2%、447万台)
2位:ソニーモバイルコミュニケーションズ(16.8%、276万台)
3位:シャープ(13.1%、216万台)
4位:京セラ(10.3%、169万台)
5位:Samsung(9.1%、150万台)
6位:富士通(7.5%、123万台)
7位:パナソニック モバイルコミュニケーションズ(5.1%、84万台)

円グラフで見るとこんな感じ。京セラが4位に浮上するなど、じわじわとランキングを上げていく一方で、スマートフォン事業から撤退したNECはついに「その他」入り。

2012年度通期のランキングと比べてみると、どれだけ影響が大きかったのかがよく分かると思われます。

なお、富士通が6位以下になるのは2004年度以来で、急落した背景には「ドコモのツートップ」から外れたことや、KDDIの2013年夏モデルにラインナップされなかったことなどが挙げられますが、シリーズの汚名を返上するような出来となった2013年冬モデルを携帯各社に投入しているため、どれだけ巻き返せるかが気になるところです。

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