巨大な洞窟は世界中にありますが、この度中国の重慶市近郊で発見された洞窟はあまりにも巨大だったため、独自の気候システムと生態系を持っていました。
この洞窟は中国の重慶市の近郊に位置する二王洞。過去には硝石を採掘するために極一部のみ人が入ったことがありますが、その奥にはあまりにも広大な地底世界が広がっていました。
15人の洞窟探検家たちは何百メートルもロープを使って垂直に降下したり地底の激流を泳いで渡ったりしながら1ヶ月以上かけてこの広大な洞窟を探索。雲がかかり植生を持つ51000平方メートルにも及ぶ巨大なホールをはじめ、息を飲むような壮大な空間を発見しました。
洞窟への道のり。
そして降下。
右下の白い点のように見えるのは探検隊員。
暗い洞窟を垂直に降ります。
地底の空間。
巨大な鍾乳石。
すさまじい激流と暗闇を乗り越えて進みます。
地底湖をボートや泳いで渡ります。
目の退化した暗闇の魚。
キャンプはちょっと楽しそうです。
さらに大規模な構造の中へ。
霧が立ち込めています。
左の点が探検隊員。規模の巨大さに圧倒されるばかりです。
なお、この洞窟探検に関しては一部で「巨大な生物に遭遇し、隊員が4人行方不明になった」「古代文字の書かれた石版を発見した」などの噂もあったようですが、どうやら根も葉もなさそうです。
Er Wang Dong cave in China so huge it has its own weather system Mail Online
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