KDDIが2013年冬モデル2機種を処分価格で販売しています。特に「ARROWS Z」に至ってはほぼ同スペックのドコモ版、ソフトバンク版と比較しても圧倒的な破格っぷりです。詳細は以下から。
isai LGL22 アクア(LGL22SFA) | au Online Shop(エーユー オンライン ショップ)
ARROWS Z FJL22 ホワイト(FJL22SWA) | au Online Shop(エーユー オンライン ショップ)
KDDIの公式通販サイト「au Online Shop」によると、2014年1月28日現在、2013年11月下旬に相次いで発売された冬モデル「isai LGL22」および「ARROWS Z FJL22」全色が機種変更0円、新規契約1万5120円(isai)、2万5200円(ARROWS Z)で販売されています。
「isai LGL22」本体。高輝度で広視野角、自然の色そのものを表現できる5.2インチフルHD(1920×1080)IPS液晶やSnapdragon 800(2.3GHz、クアッドコア)、2GB RAM、防水機能などを搭載したKDDIとLGのコラボモデルです。
こちらは「ARROWS Z FJL22」。5.0インチフルHD(1920×1080)液晶、Snapdragon 800(2.2GHz、クアッドコア)、2GB RAMなどを搭載。10分で約1日使える急速充電にも対応し、フルセグも視聴できる防水・防塵スマートフォンです。
機種変更時の「ARROWS Z FJL22」本体代金内訳。一括販売価格は6万5520円ですが、「毎月割」によって利用料金から2730円円が24ヶ月(トータルで6万5520円)が差し引かれ、いわゆる「実質0円」に。なお、25歳以下の家族と一緒に購入すると「U25 家族セット割」適用対象となり、さらに1万円が割り引かれます。
ちなみに「ARROWS Z FJL22」はほぼ同じスペックの実質的な兄弟機としてNTTドコモから「ARROWS NX F-01F」、ソフトバンクモバイルから「ARROWS A 301F」が展開されていますが、2014年1月28日現在、各モデルの機種変更時の実質価格は以下。au版の安さが際立っています。
ARROWS NX F-01F:2万160円
ARROWS A 301F:2万3520円(現行機種を2年以上利用した場合)
「異様に熱い」「動作が不安定」「カタログスペックはいいのに……」といった声がほうぼうから寄せられるなど、常に汚名が付きまとってきたものの、「ARROWS Z FJL22」を含む各社向けの冬モデルでようやくそれらの欠点を克服し、以下のような安定した動作を実現した富士通の「ARROWS」シリーズ。
ARROWS A 301Fは安定感ある滑らか動作を実現 - YouTube
さらにau版の「ARROWS Z FJL22」はWi-FiとLTEを同時利用することで通信速度を向上させ、電車などに乗っている際によくありがちな「駅に着く度にWi-Fiスポットに接続が切り替えられ、つながったと思ったら電車が発車して切断」という憂き目に遭わずに済む「マルチコネクション」を搭載しています。
Wi-FiとLTEを併用可能、ARROWS Z FJL22の「マルチコネクション」 - YouTube
高精細なフルHDディスプレイや最新プロセッサ「Snapdragon 800」、高画質カメラ、防水・防塵機能など、初心者でも安心して利用できる十分な機能を備えているにもかかわらず、このような価格で提供されるのは、ひとえに売れ行きなどの「販売戦略上の問題」であると思われますが、最新スペックを備えた機種にリーズナブルに機種変更できるというのは悪くない話。
携帯各社が『MNPでiPhoneを契約するユーザー』を徹底して厚遇する一方、とりわけ機種変更でAndroidスマートフォンを利用したいユーザーにとって寒い時代が続いていますが、今後もこのように安価に提供されるケースが増えてくれることに期待したいところです。
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