天才と呼ぶしかない、11歳のDusan少年が描く息を呑むほど緻密で生命力に溢れる動物の絵画

ダ・ヴィンチやピカソのような天才は確かに存在しますが、どこにでもいるわけではありません。ですがこの11歳の少年、天才と呼ぶしかないとんでもない絵画の才能を既に発揮しています。詳細は以下から。


セルビアの首都ベオグラードのノヴィ・ベオグラードに住む11歳の少年Dusan Krtolica君。彼は国内で既に3回も(そのうち2回は8歳の時)自らの名前で個展を開いているれっきとした画家。

Dusan君は基本的にペンと鉛筆を使い、現存する動物から有史以前の絶滅種、鳥や虫などをテーマに描いています。

その動物に関する知識は驚くべきもので、地球の地質時代の全てと、どんな動物がその時代に生きていたのかを覚えている他、65種類の有袋類も全部記憶。両親が最も詳しい動物の百科事典を買い与えた時も3週間足らずで読破してしまいました。

Dusan君が最初に描いた絵は鯨のようなものでした。ですが「最初両親はあまり注意を払わなかったんだ。でも僕が絵を描き始めてすごい勢いで紙を使うのを見て何か才能があるって分かったみたい」ということ。現在Dusan君は週に500枚のペースで絵を描き続けています。

Dusan君の才能は動物だけに留まりません。8歳の時に学校の先生から「Knight, the devil and the world(騎士と悪魔と世界)」という中二病満載な無茶ぶりをされましたが、その時に描き上げた作品がこれです。唸るしかありません。

現在Dusan君の作品は世界中で有名になりつつあります。既にDusan君は招かれてアメリカ合衆国、オーストラリア、インドなどの国を訪れており、Facebookでは5000人以上のフレンドと7000人以上のフォロアーが存在しています。

Dusan君は学校でも人気者で、ある日いつになってもDusan君が学校から帰ってこないことを心配して両親が学校まで探しに行くと、Dusan君は校庭で大勢の児童に囲まれていました。Dusan君は彼らの腕に好みの動物のペイントタトゥーを施してあげていたということ。児童たちはその後、お気に入りのペイントタトゥーが消えてしまうからと、シャワーを浴びたり泳いだりするのを嫌がったといいます。

Dusan君が実際に絵を描いている動画はこちら。下描きなしでとんでもない精密な描写を行っています。

Dusan Krtolica 11 years, Crtanje Zivotinja, Drawing Animals – YouTube

描きあがったのがこちらの作品です。

こちらは白紙の状態からの描き始め。

Dusan Krtolica 11 years – Crtanje Zivotinja Olovkom – Drawing Animals With Pen – YouTube

遠からず世界中に名の知れ渡る画家になっていそうなDusan君。今後の展開が非常に楽しみです。

Du?an Krtolica – The Child Artist Creating the Most Amazing Animal Drawings Oddity Central – Collecting Oddities

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