人肌の手触り、素敵なものですがそれが椅子になると話が違います。詳細は以下から。
イギリスのStudio 9191所属のアーティストGigi Barkerさんは自らのプロジェクト「A Body of Skin」の中で、人間の肌の手触りや見た目を再現した巨大な椅子を作成してしまいました。
Barkerさんは椅子のベースを作るのに整形したシリコンを用いて脂肪の触感を再現。皮膚の触感を出すのにはレザーを用いています。
さらに、嗅覚的にも人肌に近づけるために人間のフェロモンとアフターシェーブローションが染み込まされており、ふんわりと人間の体臭に近い香りが漂うとのこと。見た目が球状なのに手触りも匂いも人間というのはちょっとホラーな感じもしますね。
吉田戦車の「伝染るんです。」に出てきた「丸」に似ていなくもありません。
なお、アフターシェーブローションということから想像するに男性的な匂いになっていそうですが、Twitterの某有名Tweetによると
女の子の匂いは高級脂肪酸と安息香酸エストラジオールとのことなので、以前混ぜてみたら、本当に若い女性が歩いた後を通ったときに感じる「あの匂い」ができた
— くられ/れらく (@reraku) 2011, 7月 25
とのことなので、これらの物質を染みこませると女の子の匂いのする人肌椅子も制作できることになります。
これはいわゆる作品のため販売の予定はなさそうですが、ひとつ家にあったら人肌恋しい時にぴったり…かも?
Gigi Barker's skin-covered seats are infused with bodily scents
徳間ジャパンコミュニケーションズ (2014-06-25)
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