インターネットを見る人々は何を求め、何を検索するのでしょうか?ポータルサイトのYahoo!JAPANがこの10年の検索ワードのランキングを公表しており、面白いことになっています。
1996年にサービスが開始された日本の老舗の検索エンジンであり、現在も膨大なアクセスを誇るポータルサイトYahoo!JAPAN。ユーザーたちはこの10年間で一体どんなワードを検索してきたのでしょうか。
Yahoo!JAPANは本日から「みんながさがした10年間 検索ワードランキング総集編」という特設ページを開設。2004年から2013年までに検索されたワードのランキングを発表しています。
みんなが探した10年間 検索ワードランキング総集編 - Yahoo! 検索 - Yahoo! JAPAN
男女別の人名やテレビ番組のランキングもあるのですが、面白いのは総合ランキングで、ネット上のトレンドの移り変わりがひと目で分かる内容になっています。
総合ランキング - みんなが探した10年間 検索ワードランキング総集編 - Yahoo!検索
2004年に1位だった「2ちゃんねる」は2006年から徐々に順位を落としながらも2013年には7位でランクイン。2位だった「Google」は多少の上下はありながらも、さすがに常にベスト5につけています。そのままYahoo!から検索せずにGoogleに流れるというのも面白い傾向。逆に3位だった「goo」は徐々に順位を落とし、2011年には23位まで急落、2013年にはベスト30からも漏れてしまっています。
10年間安定して上位を保っているのは「Amazon」と「楽天」。Amazonは2010年に楽天を追い抜き、2013年には2位に浮上。そして2005年12月にサービスをスタートした「Youtube」は翌年いきなり7位にランクイン、2008年からは6年連続で1位に輝いています。
SNSで見ると、2004年にサービスがスタートした「mixi」は2005年に12位にランクインした後、2006年と07年には1位。その後廃れたと言われながら2011年までは2位を保ちますが、「Facebook」が同年に9位にランクインすると翌年には逆転。2013年には16位までランクを落としますが、むしろまだそこまで検索されているんだという驚きすらあります。Facebookがその後ベスト3に入っている反面、発言が社会的に大きな影響を与える例の多い「Twitter」は5位以内には入ってきていません。
フリーメールサービスでは2004年に8位だった「Hotmail」が2011年にランク外に消え、2012年から「Gmail」がランクインしてきます。また、「地図」という検索ワードが2009年に消えた後、2010年からは「Googleマップ」がランクインしてくるのも面白いところ。地図といえばGoogleマップという認識が浸透したと言えそうです。
などなど、いろいろと面白い読み方ができます。自分の気になるワードをチェックしてみると思わぬ発見がありそうです。
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